- オムツ外れの平均っていつ頃?
- オムツ外れの遅い子と早い子の特徴は?
- オムツ外れトレーニングを始める目安は?
- オムツ外れトレーニングを成功させるためのコツ
子供が1〜2歳頃になると、気になり始めるのが「おむつはずれ」。
『オムツ外れの平均ってどれくらいなんだろう?』
『オムツ外れのトレーニングを始めるタイミングやコツってあるのかな?』
このように、初めて子育てをするママにとって「おむつはずれ」について、分からないことが多いですよね・・・。
そこで、今回の記事では「オムツ外れ」の卒業時期や、トレーニングのコツまで詳しく解説します!
トイレトレーニングをまだ何も始めていない方、おむつはずれが遅くて悩んでいる・・・という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!
オムツ外れの平均っていつ?何歳ごろ?
オムツ外れの平均って一体いつ頃なのでしょうか?
おむつはずれの平均を、日中と夜間に分けてご紹介しますね。
日中のオムツ外れの平均
しかし、あくまでも平均なので『うちの子はもう4歳だけど、まだおむつが外れそうにないけど大丈夫かなぁ・・・』と心配する必要は全くありません。
というのも、保育園に通っている子や膀胱の成長が早い子など、生活環境や身体の成長はそれぞれ違うからです。
個人差があるので、日中のおむつはずれの平均はだいたい2、3歳くらいなんだな!という認識だけで大丈夫です。
夜間のおむつはずれの平均
やはり、日中と比べると夜間は途中でトイレに起きることが難しいため、いわゆる“おねしょ”をしてしまうわけですね。
長時間、尿を溜めておくほど膀胱が成長していないため、日中のおむつはずれの平均と比べるとやや遅めの傾向に。
夜間のおねしょも、身体の成長に合わせて少しずつ減って行くので安心してくださいね。
夜中にトイレのために起こすこともしないので、夜間に尿を溜められるようになるまで、身体が成長するのを気長に待つのが良いでしょう。
オムツ外れの遅い子と早い子の特徴は?
前述のとおり、おむつはずれの時期には個人差があります。
では一体遅い子と早い子の違いってなんだろう?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
『ママ友の子は、もうおむつが取れたのになんでうちの子は遅いの?』と、このように他の子と比べて悩むママも少なくないでしょう。
ここでは、おむつはずれの遅い子と早い子の特徴をまとめましたので、参考にしてみて下さいね。
オムツはずれの遅い子の特徴
おむつはずれの遅い子の特徴を、下記にまとめました。
- 膀胱の成長が遅い
- 保育園に通っていない
- 親がおむつはずれに積極的ではない
- 意思疎通が取りにくい
膀胱の成長が遅いと、おしっこをたくさん溜めておくことが難しいため、トイレに行くまでにパンツで漏らしてしまう頻度が高くなります。
また、保育園に通っていない子の場合や親がおむつはずれに積極的ではない場合、おむつはずれが遅い傾向にあります。
なぜなら、保育園などに通っていない場合、先生がトイレトレーニングをしてくれることも周りのお友達がトイレに行くのを見る機会もありません。
そのため、親が積極的にトレーニングをしてあげる必要があるため、保育園に行っている子と比べるとおむつはずれはやや遅い傾向になります。
また、脳の発達が遅い子は意思疎通を取るのも少し難しいので、おむつはずれが遅い子の特徴に当てはまります。言葉の意味が、少しずつわかってくるようになったタイミングからトレーニングを開始すると良いでしょう。
オムツはずれの早い子の特徴
次に、おむつはずれの早い子の特徴を下記にまとめました。
- 膀胱の成長が早くおしっこが溜められる
- 保育園に通っている
- トイレトレーニングを積極的に始めてる
- 意思疎通が取れる
見ていただいて分かるように、おむつはずれが遅い子とは対照的な特徴になります。
やはり、身体の成長が早く膀胱でおしっこをたくさん溜められる子は、その分トイレに行く間隔を空けることができるのでおむつはずれが早い傾向にあります。
また、保育園に早くから通っている子は、日中に先生がトイレトレーニングをしてくれるので、親が積極的になって家で教える必要がありません。
ただし、休みの日は親がサボらずにトイレトレーニングをしてあげる必要はあります。
さらに、先生がトイレトレーニングをしてくれるだけでなく、同じくらいの年齢のお友達がトイレに行くのを見ているので、その分トイレへの意識が高まるという所もあるでしょう。
トイレに全く興味を持っていなくても、「おしっこはここでしようね!」などの声かけから、積極的に行うことも大切ですよ!
オムツ外れのトレーニングを始める目安は?
実際に、オムツ外れを目指すためには、最初から完璧にトイレでできることはないので、トイレトレーニングが必要になります。
おむつはずれの平均と言われる年齢にはなったものの、どれくらいの目安でトレーニングを始めればよいのか分からない方もいるでしょう。
そこで、おむつはずれのトレーニングを始める目安を下記にまとめました。
- 言葉がある程度理解できる
- おしっこの間隔があくようになる
- 一人で歩いてトイレまで行ける
どれかひとつでも当てはまれば、トレーニングを始めるタイミングと言えるでしょう。では、一つずつ解説していきますね!
言葉がある程度理解できる
まず一つ目は、「言葉がある程度理解できる」ことです。
『おしっこはトイレでするんだよ』
『おしっこが出るときは教えてね』
などの声かけをした時に、なんとなくでも理解しているような反応があれば、トレーニングを始めて良いでしょう。
ママやパパの言葉がまだ理解できず、問いかけても反応がなかったり意思疎通が難しい場合、トレーニングを始めてもおむつがはずれるまで時間がかかってしまうかもしれません。
おしっこの間隔があくようになる
二つ目は、「おしっこの間隔があくようになる」ことです。
おむつを替えてから、次におしっこが出る間隔の時間がだいたい2時間以上あくようになると、トレーニングを始めるタイミングだと言えるでしょう。
反対に、おしっこが出る間隔が2時間未満の場合、膀胱の発達がまだ未熟なため、本人が尿意を感じるまでに反射的におしっこが出てしまいます。
そのため、おしっこの間隔が2時間以上あくようになるまでは、膀胱に溜めてトイレでおしっこを出すことが難しいでしょう。
おしっこの間隔が2時間以上あくようになったタイミングは、膀胱が発達しているサインになりますね。
1人で歩いてトイレまで行ける
三つ目は、「一人で歩いてトイレまで行ける」ことです。
しっかり一人で歩くことができて、トイレやおまるの場所まで行けるようになるとトイレトレーニングを始めて良いでしょう。
発達が少し遅く、まだ自分一人で歩くことが難しい場合そのままトイレトレーニングをしても、おむつが外れるまで時間がかかるかもしれません。
1人で歩くことができる、ズボンや下着の脱ぎ履きができる、1人で座れるなど、基本的な動作ができるというのもポイントになるでしょう。
オムツ外れのトレーニングのやり方は?
そろそろ、トイレトレーニングを始めようと思うけど、何から始めたら良いのかな?と疑問に思う方も多いでしょう。
トイレトレーニングのやり方を下記にまとめました。
一つずつ、順番に解説していきますね。
トレーニング方法①絵本や動画でトイレに興味関心を持たせる
まず初めに、絵本や動画を使ってトイレに興味関心を持たせましょう。
トイレトレーニングを始める前に、トイレがどのような場所なのか興味を持たせることがポイント。
しかし、ママやパパが、「おしっこやうんちはトイレでするんだよ」と教えてあげても、なかなか伝わらなかったりすることもありますよね。
そんな時は、子供にも分かりやすいような、トイレに関する子供向けの絵本や動画を見せてあげましょう。
すると、だんだんとトイレに興味を持ち始め、おしっこやうんちはトイレでするものだと認識し始めるようになります。
まず、初めの第一歩としてトイレはどのような場所なのかを教えてあげるところから始めましょう!
トレーニング方法②1日2回ほどトイレに誘ってみる
次に、1日2回ほどトイレに誘ってみるようにしましょう。
- おむつを変えるタイミングのとき
- ママやパパがトイレに行くとき
- 朝起きたときや寝る前
- 外出する前、帰宅した後
上記のようなタイミングを見て、子供が機嫌がいい時に1日2回ほど『トイレに行ってみよっか!』と優しく声かけをしてみて下さい。
ただ、泣いているときや眠たいときなど子供が嫌がっているときに、無理矢理トイレへ連れて行くのは絶対にやめましょう!
トイレに関して嫌なイメージを持たせてしまうと、トイレトレーニングがどんどん長引いてしまうことも。
なので、まずはおしっこやうんちはトイレに行ってするんだよと教えてあげることを目的に、1日に2回ほど一緒にトイレへ連れいってみましょう。
トレーニング方法③トイレトレーニング用のおむつに切り替える
続いて、トイレに興味を持ち始めたあとに、トイレトレーニング用のおむつ(トレパンマン)に切り替えるようにしましょう。
というのも、近頃の一般的な紙おむつは吸水性や通気性に優れており、おむつの中でおしっこをしても不快感を感じにくく作られています。
そのため、おむつでおしっこをしてしまっても子供にとって不快に感じないため、おむつはずれが進まない問題が起こることも。
なので、おむつでおしっこをすると、ちゃんと濡れている感覚がわかるトレーニング用のおむつ(トレパンマン)に切り替えるようにしましょう。
すると、少しずつ「おしっこが出たらおむつが濡れて気持ちわるい」と感じるため、トイレに行くように促すことができるわけですね。
トレーニング方法④パンツに切り替える
最後に、トイレでおしっこが何度かできるようになったタイミングで、パンツへと切り替えるようにしましょう。
もちろん始めは、パンツでおしっこをしてしまう失敗はつきものです。
しかし、パンツでおしっこをすると、子供本人もパンツが濡れるので不快に感じるはず。
失敗した時には、『次はおしっこ出る前に教えてね』『パンツ濡れちゃったね。次からはトイレでしようね』などと、声かけを忘れずにしましょう。
このように成功と失敗を繰り返していくうちに、おむつはずれ完了へと近づいていくのです。
おむつはずれのトレーニングを成功させるためのコツ!
おむつはずれのトレーニングを成功させるためのコツがあれば知りたい!って思いますよね。
ママにとっても、子供にとってもお互いストレスを溜めないために、トイレトレーニングを出来るだけ短期間で終わらせたいはず。
そのための、成功させるコツを下記にまとめました。
- 成功したら褒める!
- 失敗しても絶対怒らない!
- トイレを楽しい場所にする!
- ご褒美シールをあげる!
- 周りの子と比較しない!
一つずつ、取り入れてみてくださいね!
成功させるコツ①成功したら褒める!
トイレトレーニング中に、トイレやおまるでおしっこが出来たら、『すごいね!』『じょうずにできたね!』など、必ず褒めるようにしましょう!
子供は、大好きなママやパパに褒められるととても喜びます。
そのため、『トイレでおしっこできたら、ママやパパが褒めてくれる!』と思うようになり、トイレに進んで行くようになるでしょう。
トイレでできるのが当たり前ではなく、一回一回成功するたびにしっかり褒めてあげましょう✨
成功させるコツ②失敗しても絶対怒らない!
トイレトレーニングを始めると、トイレに間に合わずにパンツでおしっこが出ることや、トイレに行ったもののギリギリで漏れてしまったなんてことは、当たり前に起こること。
出かける前やタイミングの悪いときに失敗されると、ママもついイライラしがちになりますが、そこはグッとこらえて絶対に怒らないようにしてください!
反対に、失敗して怒ってしまうと子供が気にしてしまい、おしっこするのが怖くなったり、トレーニングが長引いてしまうこともあります。
例え、失敗が続いたとしても、『次は、もう少し早くトイレに行ってみようね!』など、責めたりせずに優しく声かけをしましょう。
成功させるコツ③トイレを楽しい場所にする!
トイレの壁に、子供が好きなキャラクターのステッカーを貼って可愛らしく飾りつけをしたり、便座シートやトイレマットを好きなキャラクターにして、トイレに行くと楽しいと思わせるようにしましょう。
『そろそろ〇〇(好きなキャラクター)のところに行こっか!』などと、誘ってみると効果的◎
トイレに行くと、好きなキャラクターが出迎えてくれるため、進んでいくようになります。
いかにトイレを楽しい場所だと思わせるようにすることが、トイレトレーニングを成功させるコツになりますよ。
キャラクターでなくても、子供が好きな電車や車でいっぱいにするのも喜んでくれるでしょう✨
成功させるコツ④ご褒美シールをあげる!
トイレにトレーニングシートを用意して、成功するたびにご褒美シールをあげるのもオススメ!
トレーニングシートは、500〜600円ほどで売っているものもあれば、100円均一でも販売されていますよ。
トレーニングシートを手作りする方もいました!
子供たちはシールが大好き!ご褒美シールをもらうために頑張ってトイレでしてくれるようになります。
成功させるコツ⑤周りの子と比較はしない!
同じくらいの月に生まれた子や、子供より遅く生まれた子が先におむつがはずれたのを聞くと、少し焦ってしまいがち・・・。
『何でうちの子は遅いんだろう・・・』と、どうしても気にしてしまうのですが、周りの子と比較する必要は全くありません!
歩けるようになるのも、おしっこが溜められるようになるのも、成長にはそれぞれ個人差があります。
周りの子は出来ているのに、自分の子は出来ないと悩むのはやめましょう。
他の子は他の子、自分の子は自分の子でそれぞれのペースに合わせてトイレトレーニングを進めていくようにしましょうね。
オムツ外れを経験した先輩ママの口コミや体験談!
ここからは、おむつはずれを経験したことのある先輩ママの口コミや体験談を集めましたので、ご紹介します。
おむつはずれの経験をした先輩ママの意見は、とても参考になりますよ✨
トイレトレーニングの進みの早い遅いは個性あり
このように、3人の子育てを経験したママの口コミにあるように、おむつはずれの早い遅いはその子の個性であることがわかります。
兄弟でも、早い子もいれば遅い子もいるので、なかなかトレーニングが進まないからといって焦る必要はないということが分かりますね。
本人がやる気になるまで待つ
このように、どれだけ親が必死にトイレトレーニングを始めても、結局は子供がやる気にならなければトレーニングは進みません。
いかに、子供におむつはずれを成功させるためのやる気を出させるかも大切ですが、親が気長に待つ忍耐力も必要だと分かりますね。
失敗は成功するまでの過程として考える
このように、トイレトレーニングがなかなか進まず失敗続きであっても、「成功するまでのただの過程」だと考えると気持ちが楽になりますね。
失敗が続くと、親としても途方にくれそうなこともありますが、成功するまでの過程だと思えばもう少し頑張ろうと思えるのではないでしょうか。
おむつはずれが遅くて悩んだ先輩ママはどう乗り越えた?
このように、トイレトレーニングを始めたもののなかなか思い通りに進まずに数年悩んで乗り越えた方もいます。
同じように、現在おむつはずれが進まず悩んでいるママも多いでしょう。
おむつが外れず悩んだママは、一体どのように乗り越えたのでしょうか?
①オムツはいつか外れるから大丈夫と自分に言い聞かせる
一つ目は、トイレトレーニングがなかなか進まないとき、“小学生になってもオムツ履いてる子はいない”と言い聞かせることです。
中には、4歳や5歳頃になってもおむつがはずれず困っている方もいますよね。
ですが、小学生になってもおむつをしてる子は少ないため、2.3年後までにはおむつを卒業できるから心配しなくても大丈夫!と自分に言い聞かせるようにしましょう。
②トイレトレーニングを中断する
二つ目は、なかなかおむつはずれが進まない時、一度トイレトレーニングを中断してみることです。
ママの中で、トイレトレーニングが上手くいかず焦った気持ちのままいると、もしかするとその焦りが子供に影響している場合も。
ママからすると、自分の心の中で思っているだけだから大丈夫と思っていても、子供には意外と伝わっていてプレッシャーに感じていることもあります。
そのため、一度トレーニングを中断してみると、子供からトイレに行く!と言い始め、そのまま卒業できることもありますよ。
③トイレトレーニング用のオムツに変える
三つ目に、トイレトレーニング用のオムツに変えてみることです。
トイレトレーニング用のオムツは、おしっこをした時に濡れた感触を感じやすく作られてる特徴があります。
そのため、おむつでおしっこをしたら不快感を感じるので、おしっこはトイレでしようと促すことができる便利なアイテム。
トイレトレーニングが進まず、毎回布パンツでおしっこをしてしまうと、ママやパパの後始末も大変ですよね。
そんな時に、漏れずになおかつおしっこをした時の不快感を与えることができるため、トイレトレーニング用のオムツに切り替えることもオススメですよ。
おむつはずれのトレーニングにオススメのおむつはコレ!
いくつかあるトイレトレーニング用のおむつの中でもオススメなのは、ムーニーの「トレパンマン」です。
特徴を下記にまとめました。
- おしっこした時、紙オムツの10倍の濡れた感じが実感できる
- 漏れないので、処理が楽
- ムーニーちゃんがトイレに誘ってくれる
- 子供に人気なデザイン
- トイレトレーニングを始めるキッカケになる
通常の紙おむつだと、おしっこをしても不快感が全くなかったり、いきなり布パンツだと失敗続きで洗濯も大変。
そんな時に、「トレパンマン」が大活躍しますよ✨
オムツ外れの平均はいつ?おむつはずれが遅い子と早い子の特徴は?まとめ
今回は、下記について解説しました。
- おむつはずれの平均っていつ頃?
- おむつはずれの早い子と遅い子の違いは?
- おむつはずれのトレーニングを始める目安は?
- おむつはずれのトレーニングを成功させるためのコツ
おむつはずれの平均は、日中だと2.3歳頃、夜間だと3.4歳頃だと言われています。
しかし、あくまでも平均であって身体や脳の発達の成長には個人差があるため、目安として考える程度でいいでしょう。
トイレトレーニングがなかなか上手くいかない場合も、絶対に子供に怒らないようにしましょう!焦らずに、いつかは取れるだろうと長い目で見ながら、トレーニングを行いましょうね。