- 乳頭保護器のデメリットは?
- 赤ちゃんへの授乳で乳首が切れて痛い人
- 赤ちゃんの歯が当たって授乳がツライ人
産後すぐに授乳が始まり、だいたい1日あたり8~12回の授乳が必要になります。
何度も授乳をすると、乳首が切れてしまいとても痛いですよね。
乳頭が陥没や扁平でも粉ミルクではなく母乳で育てたいママも多いですが、乳首のダメージはなかなか厄介な問題です。
この記事では、そんな悩みを持つママの助けとなる「乳頭保護器」のメリット・デメリットについてまとめていきます。
乳頭保護器(ニップルシールド)ってなに?
1日に何度も授乳をすると乳首が切れてしまったり、赤ちゃんの歯が生えてくると噛まれてしまい、授乳でとても痛い経験をするママは多いと思います。
そんなときに役立つのが乳頭保護器(別名ニップルシールド)です。
自分の乳頭に付けて、その上から赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらいます。
そうすることで傷に触れることなく、また噛まれても痛くないのでストレスなく授乳ができます。
また、ママの乳首の形により赤ちゃんが上手におっぱいを吸えないときに、上手に吸えるよう手助けしてくれるのも乳頭保護器の役割です。
乳頭保護器(ニップルシールド)の選び方
そんな乳頭保護器ですが、サイズや質など少しずつ違いがあります。
ピジョンやメデラ、カネソンなどのメーカーから多くの乳頭保護器が販売されているため、どれを購入していいか迷ってしまいますよね。
自分に合わないものを購入してしまわないよう、こちらの選び方を参考にしてみてください。
乳頭保護器を選ぶときにはこの3点に絞ってみていきましょう。
- 自分に合ったサイズで選ぶ
- ソフトタイプの特徴
- ハードタイプの特徴
それぞれ詳しく解説しますね✨
自分に合ったサイズで選ぶ
乳頭保護器にはソフトタイプのみ、S・M・Lの3つサイズがあります。
サイズが合わないものを購入してしまうと、上手に乳頭にフィットさせることができず、母乳がうまく出なかったり赤ちゃんがうまく飲めず嫌がってしまうケースがあります。
乳頭の大きさによってサイズが異なるので、必ず計測してから購入しましょう
ソフトタイプの特徴
ソフトタイプは、乳首の大きさによって3つのサイズ展開をしています。
乳首の部分は薄いシリコン素材のため、おっぱいにフィットしやすくはがれにくい構造になっています。
柔らかい素材のため、乳頭の傷が浅めの方にオススメです。
薄く作られているため、強く噛まれてしまうと若干の痛みがありますが、なるべく直飲みの感覚に近づけたい方はソフトタイプを選ぶと良いですね。
ハードタイプの特徴
ハードタイプは、フリーサイズのワンサイズのみです。
乳頭の傷が深く、ソフトタイプでの授乳も難しい方には厚みのあるハードタイプをオススメします。
ただし、名前に“ハード”と付いているだけあり少し硬い素材となっています。
しっかりした形状なので、赤ちゃんの口元を安定させるメリットがありますが、ママの乳頭と感触がまったく違うため嫌がる赤ちゃんもいます。
乳頭保護器(ニップルシールド)のデメリット
授乳がツライママを助けてくれる乳頭保護器ですが、デメリットが大きく分けて3点あります。
- 乳腺炎の原因になりやすい
- 赤ちゃんが乳頭保護器を嫌がる場合がある
- 洗浄や持ち運びが面倒
- 実際に使用してみないとわからないことが多い
デメリットではありますが、それぞれに対策があるのでご安心下さい
乳腺炎の原因になりやすい
乳頭保護器を使用すると、母乳が詰まってしまい乳腺炎になりやすいと言われています。
実際ネットで検索してみても、乳頭保護器を使用し乳腺炎になってしまった方が複数いらっしゃるようです。
乳頭保護器を使用する頻度を少なくしたり、思い切ってやめてみるのもひとつの手段ですが、どうしても痛くてやめられない場合は、搾乳機を併用してみると良いですね。
ピュアレーンなどの乳頭ケアクリームで保護することも忘れずに!
ピュアレーンを乳首に塗ることでダメージを最小限におさえることができますよ✨
乳腺炎になってしまうのは「乳頭保護器を使用して母乳が出なくなるからだ」という噂もあるようですが、こちらは医学的に証明されているわけではありません。
乳頭保護器を使用しても母乳がどんどん出る方も多数おり、母乳が出にくいことと乳頭保護器は別問題ですので、安心して使用してください。
赤ちゃんが乳頭保護器を嫌がる場合がある
授乳がツライから乳頭保護器を購入したのに、赤ちゃんが嫌がって飲まないというケースもあります。
嫌がる理由として「装着するサイズやつけ方を間違っている」「うまく母乳が出ない」「シリコンのにおいが強すぎて咥えることができない」などが挙げられます。
嫌がるだけでなく、いつもと違う感覚から引っ張って遊んでしまう赤ちゃんもいます。
購入前には必ずサイズをチェックする、説明書通りに正しく装着する、シリコンのにおいが軽減されるまで使用前にしっかり洗うなど、赤ちゃんの嫌がる要素を極力少なくして使用すると良いですね。
洗浄や持ち運びが面倒
乳頭保護器の洗浄は、煮沸や市販の薬剤などで洗浄し、しっかり乾かして保管しておく必要があります。
旅行や帰省など、小さな子どもを連れての遠出はどうしても荷物が多くなりますよね。
その上さらに乳頭保護器も持っていくとなると荷物がかさんでしまいます。
行く先で乳頭保護器が洗浄できるか事前に調べる、予備の乳頭保護器を準備しておく、お出かけする日までに乳頭保護器を卒業するなどの対策が必要です。
赤ちゃんが口にするものなので必ず清潔を保ち、可能であれば乳頭保護器を卒業できると良いですね。
実際に使用してみないとわからないことが多い
いざ乳頭保護器を購入してみて「実際にサイズが合わなかった」「赤ちゃんが嫌がって飲んでくれなかった」など、実際に使用してわかることが出てくると思います。
せっかく購入したのに使えないのは、とても損をした気持ちになりますよね。
購入前に試すということはできませんが、メルカリなどのフリマサービスを利用すると、新品でも定価より安く購入できることがあります。
中古でも気にならないという方であれば、もっと安価に購入できるので、うまくフリマサイトを活用していくと良いですね。
乳頭保護器が合わなかった方の口コミ
次に、乳頭保護器を使用してみたけど合わなかった…というママの口コミを見ていきます。
乳頭保護器を購入したけど吸い付きませんでした。初めのうちは気付かれずに吸っていましたが、ばれてから泣き出しました。何度やってみてもダメでした。
新生児なので乳首がうまく吸えず、毎回痛みがあったので購入しました。でも、乳頭保護器をつけても痛みは改善せず効果なしでした。
哺乳瓶を受け付けない、乳頭保護器では飲みづらいなど、赤ちゃんによっても様々です。また、乳頭保護器を装着しても痛みが変わらないというママもいるようです。
乳頭保護器(ニップルシールド)のメリット
乳頭保護器のデメリットを3点挙げましたが、もちろんデメリットだけではありません。
乳頭保護器のメリットは、大きく分けてこちらの3点です。
- 授乳の痛みを緩和できる
- 乳頭自体が延び、赤ちゃんが乳頭を咥えやすくなる
- 乳頭が小さい、大きい、陥没でも上手に吸える
授乳の痛みを緩和できる
乳頭保護器は、冒頭でも説明したとおり「乳頭が切れてしまった」「歯が生えてきた子どもに噛まれて痛い」など痛みが生じる際に使用すると、その痛みを軽減することができます。
赤ちゃんへの1日の授乳回数は、平均で8~12回程度。
毎日の睡眠不足に加え、授乳時間も苦痛となるととてもツライですよね。
傷が深くなってしまうと、ソフトタイプを使用しても痛みがあるので、なるべく傷が深くなる前に使用できると良いですね。
乳頭自体が延び赤ちゃんが乳頭を咥えやすくなる
授乳を始めて間もないと、まだ乳頭が固いため、赤ちゃんが飲みづらい状態になっています。
赤ちゃんが飲みやすい“柔らかく伸びが良い乳頭”にするには、何度も飲んでもらう必要があります。
乳頭保護器の使用を続けていくと、乳頭がどんどん延びていき、乳頭保護器なしでも赤ちゃんが乳頭を咥えやすくなるというメリットも。
傷を保護する以外にも効果があるのは嬉しいですね。
乳頭が陥没、扁平でも上手に吸える
乳頭のサイズや形に関わらず、授乳のサポートをしてくれるのも乳頭保護器の役割のひとつです。
産後ママの10人に1人が陥没乳頭、もしくは扁平乳頭であり、珍しいことではありません。
陥没や扁平だと、おっぱいを諦めてミルクに切り替えるママを多く見かけますが、赤ちゃんは乳輪から咥えておっぱいを飲むため、実は乳頭の形はさほど影響がないと言われています。
しかし、陥没や扁平である場合、うまくおっぱいが出ないこともあるため一時的な補助具として乳頭保護器を使用します。
何度も赤ちゃんに吸われているうちに、乳頭が出てくるケースもあります。
使用する際は、専門医の指示に従い正しく使用していきましょう。
完母で育てたいママにとっては、ありがたいアイテムですね✨
乳頭保護器を使用して良かった口コミ
次に、乳頭保護器を使用して良かった、助けられたというママたちの口コミを見ていきます。
乳首が痛く赤ちゃんも咥えづらそうだったので、産婦人科で勧められた乳頭保護器を試してみました。使ってみてからは乳首の痛みも緩和され、赤ちゃんも吸いやすくなったのか吸引力が強くなりました。乳首が徐々に伸びてきて、赤ちゃんも飲みやすようにしていました。
入院中に乳頭保護器を購入し、初授乳ですぐに使用したところ、乳首の痛みもなく赤ちゃんが上手に飲んでくれました。搾乳して飲ませようか迷っていましたが、助かりました。色が透明なので母乳がちゃんと出てるかどうかを確認しやすくて良かったです
産婦人科で勧められて使用する、使用していくうちに乳頭が伸びて赤ちゃんが飲みやすくなると、使用してメリットだらけのママも多数いるようです。
出産前に準備しておいて、産後の入院中に産婦人科で正しい使い方を教えてもらうのもひとつの方法ですね。
私が実際に乳頭保護器を使った感想
私が乳頭保護器を使用して良かったと感じたのは以下の場面です。
- 産後すぐの赤ちゃんがまだ上手く母乳を吸えない時
- 乳頭に傷ができてしまった時の授乳時
私は扁平乳頭だったこともあり、1人目はうまく母乳が吸えず、産院でおすすめされた乳頭保護器を産後直後から使っていました。
使っていたのはメデラの「コンタクトニップルシールド」です。
特徴は、薄く柔らかいシリコン素材で肌に密着しやすいことと、保管・持ち運びに便利なケース付きなことです。
乳頭保護器を着けて授乳していくうちにだんだんと吸いやすい乳頭に形が変化していき、使わなくても授乳できるようになりました。
また、たまに乳頭が切れてしまったりすることもあったので、そういう時も乳頭保護器のおかげで痛みなく授乳できて助かりました。
赤ちゃんによっては嫌がることもどうしてもありますが、定価で1,500円程度なので悩んでいる方は試してみる価値ありですよ!
乳頭保護器のデメリットまとめ
今回は、乳頭保護器とは何か、乳頭保護器のメリット・デメリットについてまとめました。
授乳をする際に、乳頭の傷や子どもの歯が当たって痛い…そんな痛みを軽減するための乳頭保護器。
乳頭保護器は、乳腺炎の心配や赤ちゃんが嫌がって飲まない、洗浄や持ち運びの不便さ、実際使用してみないとわからないなどデメリットがいくつかあります。
しかし、授乳の痛みを緩和したり、乳頭を柔らかく延ばしたり、乳頭のサイズや形に関係なく授乳ができるというメリットもあります。
ただし、乳頭保護器は長く使用し続けることは推奨されていません。
傷が癒えるまでの間、専門医の指示に従い、うまく取り入れて活用していけると良いですね!
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