- ピジョン電動搾乳器が自動で吸わない対策は?
- ピジョン電動搾乳器が故障したらどうする?
- ピジョン電動搾乳器を使う注意点
Pigeon(ピジョン)の電動搾乳器(さくにゅうき)が自動で吸わなくなったとき、どうすればよいのかわからなくなりますよね。
便利な電動搾乳機も、自動で吸わなくなってしまっては意味がありませんよね・・・。
そこで今回は、ピジョンの電動さく乳器について自動で吸わないときの対策をまとめました!
購入を検討しているかたも、「電動搾乳器が自動で吸わなくなったときにどうすればよいのか」を事前に知っておくと安心ですよ!
レンジで使う哺乳瓶消毒ケースの100均代用方法もまとめています!
関連記事 ピジョンとメルシーポットの鼻吸い器比較
妊婦・ママ限定の無料キャンペーンがたくさんあるのをご存知ですか?例えば、以下のベビーグッズは全て、簡単応募だけで無料でもらえます♪
実際に私がもらったプレゼント
(これでも一部です)
↓ おむつ激安クーポン、ママ向け無料プレゼント、Amazonギフト券500円分が定期で届きます(フォロワー限定)
\お得情報をうけとる/
↓ 「おむつ激安クーポン」「ママ向け無料プレゼント速報」「Amazonギフト券500円分」が不定期で届きます(フォロワー限定)
\お得情報をうけとる/
Pigeon(ピジョン)の電動さく乳器(さくにゅうき)とは?
出産をしたあと、実際に育児が始まらないと存在を知る機会があまりない電動さく乳器。
電動さく乳器とは、乳房に吸引器を当てることで、自動で母乳を搾ってくれる機械のことです。
電動さく乳器を活用することで、乳腺炎の予防のために搾乳したり、哺乳瓶に入れて飲ませるために搾乳したり、様々な場面で必要となる搾乳が便利になります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、吸い口がわからなかったり、くわえ続ける力がなかったりして、まだ母乳をうまく吸えません。
授乳トラブルを減らすためにも、電動さく乳器を取り入れると便利ですよ。
ピジョンの電動搾乳器は3種類
ピジョンの自動搾乳器は3種類あります。
ここでは、3種類それぞれの自動搾乳器の特徴を紹介していきます。
handy fit+(ハンディフィットプラス)
シンプル・コンパクトを重視する方向けのさく乳器です。
コードレスなので場所を選ばずに使用可能で、外出先にも手軽に持ち運べるコンパクトさが特徴です。
Pro Personal R(プロパーソナルアール)
乳房や乳首の状態に合わせた吸引リズムが選べる高機能タイプの自動さく乳器です。
3つのモードで6段階の強さに調節が可能です。
Pro Personal +(プロパーソナルプラス)
機能面はプロパーソナルアールと同じです。
プロパーソナルプラスはダブルタイプなので、左右両方の乳房から同時に搾乳が可能となっています。
ピジョンの自動さく乳器の吸引力は強い?弱い?
ピジョンの自動さく乳器の吸引力は、上記で紹介した種類によっても異なります。
ハンディフィットプラス
吸引力は6段階で調節が可能です。
他の製品と比べると吸引力はやや弱めですが、乳首や乳房への負担が少なく体に優しい電動さく乳器です。
プロパーソナルアール・プロパーソナルプラス
3つの吸引モードで6段階まで吸引力調節が可能で、他の製品と比べて吸引力にさほど差はありません。
プロパーソナルシリーズは赤ちゃんが母乳を吸うときのリズムを再現した「赤ちゃんここちリズム」モードがあり、自然な搾乳ができるのが特徴です。
ピジョンの電動さく乳器のメリット
そもそも手でも搾乳は可能ですが、搾乳器を使うメリットとしては以下の3つがあります。
- 衛生的に搾乳できる
- 周りに飛び散らない
- 誰でも簡単に搾乳できる
さらに手動ではなく電動さく乳器を使うことで、以下のメリットも生まれます。
- 搾乳が短時間かつラク
- 乳首に負担がかかりにくい
ここでは、電動さく乳器を使う2つのメリットについてご紹介します。
搾乳が短時間かつラク!
電動さく乳器の1番のメリットは、短い時間で搾乳でき、手が疲れないことです。
手動で搾乳する方法もありますが、手動だと1回の搾乳でも手が痛くなり、そのあとに物を持つ手が震えてしまうほど疲れることもあります。
搾乳の頻度が高いかたが手動で搾乳をくり返していくと、場合によっては腱鞘炎になることも……!
それに比べて、電動さく乳器は自動かつ短時間で搾乳ができるので、搾乳頻度が多い方には特におすすめです。
両胸が同時に搾乳できるダブルポンプ式であればさらに短時間での搾乳が可能です。
自然の授乳に近い搾乳ができる
電動さく乳器は吸引力が細かく調整でき、そのときの乳房や乳首の状態に合わせて調節しながら使うことができます。
また高機能タイプであれば、赤ちゃんが吸うリズムを再現した自然の授乳に近い搾乳ができるため、乳首への負担がかかりにくいメリットがあります。
ピジョンの電動さく乳器のデメリット
メリットが多い便利な電動さく乳器ですが、デメリットについても2つご紹介します。
値段が高い
手動さく乳器の価格が4,000円前後なのに対して、電動さく乳器の価格は10,000円以上と、倍以上の価格差があります。
「高価格で簡単に試せない…」という方や、搾乳量や搾乳回数が少ない場合は、まずは手での搾乳や手動搾乳器から試してみてもよいかもしれません。
毎回洗浄と消毒をするのが手間
これは手動でも同じですが、さく乳器は細かいパーツ(部品)をたくさん組み立てて使用します。
搾乳したあとは、細かいパーツをすべて分解し、洗浄と消毒をする必要があります。
こまめに洗浄と消毒をしないと、細菌が繁殖してしまったり、故障の原因になったりしてしまいます。
哺乳瓶の洗浄と消毒と一緒に行うと、手間が少し軽減するのでおすすめですよ。
ピジョンの電動搾乳器が自動で吸わない時のチェック項目&対処法
ピジョンの電動搾乳器が自動で吸わなくなったとき、どうしたらよいのか困ってしまいますよね。
そこで、搾乳器が自動で吸わなくなったとき、
- どこをチェックしたら良いのか
- どのような状態が正しいのか
を確認できるように、項目ごとにまとめていきます。
①正しく部品が組み立てられているか?
使用した部品を洗浄と消毒したあとにきちんと組み立てられていないと、電動搾乳器はうまく作動しません。
まずはきちんと組み立てられているか、6つのことに気をつけながら確認をしてみましょう。
<本体の組み立てチェック項目>
搾乳口がしっかりとはまっていないと、隙間から空気がもれてしまい、吸引力が弱くなります。
奥までしっかりとはめこみましょう。
シリコーン弁をシリコーンキャップに取り付けるときに、奥まではまっているか確認をしましょう。
シリコーン弁の突起がシリコーンキャップから出ていれば、奥まではまっている状態です。
搾乳口と搾乳パッドがはまっていなくて外れかかっていた場合、吸引力が弱くなります。
搾乳口と搾乳口パットがすべてはめこまれているか確認をしましょう。
搾乳口を平面に置き、上からのぞいてまっすぐに見てみましょう。
そのときにキレイな円の形をしていますか?もし歪んでいたり浮いていたりする場合は、部品の交換が必要です。
搾乳口パッドの内側は、搾乳口にしっかりと密着させることで、空気のもれを防ぎます。
隙間がないかどうか確認をしましょう。
ソフトカップの中に細い線がみえるほうが、正しい向きです。
もし段差がある場合は裏返しになっている状態なので、正しい向きに戻しましょう。
②正しく組み立てた状態の吸引力はどうか?
本体の組み立てチェック項目で6つ全てが正しく組み立てられているか確認できたら、再び搾乳をしてみましょう。
乳房がきちんと吸引されているのを感じますか?
その際、乳首が伸びて縮む動き(赤ちゃんが吸うときのような動き)をくり返しているか確認してみましょう。
もし吸引されている感覚があり、乳首が伸びて縮む動きをしている場合は、乳房の形状や体調によるものの可能性があります。
搾乳量は個人差があり、体調によって大きく変動するもの。
自分に合った吸引力に調節してみましょう。
③手に当てた吸引力はどうか?
正しく組み立てているのに乳房が吸引されている感覚がない場合は、搾乳口を取り外して、本体に手をあててください。
あてたときに手が吸引されている感覚があるかどうかを確認しましょう。
あまり吸収されていないと感じた場合は、以下の3つを確認します。
シリコーン弁やシリコーンキャップに母乳の汚れが付着していないか確認をしてください。
母乳の汚れが付着したままだと吸収力が弱くなります。
部品を外してぬるま湯につけて、洗剤でしっかりと汚れを落としましょう。
予備のシリコーン弁に交換をして、再度吸引力を確認してください。
シリコーン弁は消耗していたり破損していたりすることがあり、必要に応じて部品の交換が必要です。
シリコーン弁が破損していないか、チェック項目をみながら確認してみましょう。
<チェック項目>
・先端が開きすぎていないか
・裂けていないか
④乳房にぴったりくっつけて、隙間がないように吸引をしているか?
電動さく乳器の搾乳口を乳房にぴったりと密着していないと吸引力が弱くなります。
搾乳口と乳房の正しい合わせ方を2つご紹介します。
搾乳口と乳首の位置を合わせる
搾乳口の乳首の位置がずれていると、きちんと吸引がされません。
搾乳口を当てるときは、乳首の位置が真ん中にくるように、しっかりと確認しましょう。
搾乳口と乳房の間に隙間を作らない
搾乳口と乳房に隙間があると、空気がもれてしまい、きちんと吸引がされません。
搾乳口と乳房の密着が難しい乳房の形状の場合は、搾乳器を持っていないほうの手で吸引する乳房を下から支えると、隙間なく密着できますよ。
ピジョンの電動さく乳器本体が故障した場合の対応
「チェック項目をすべて確認しても、吸引しない!」という場合は、本体が故障している可能性があります。
使用中止や買い替えを検討する前に、まずは一度ピジョンのお客様相談室に電話してみることをおすすめします。
自分でチェック項目をすべて確認したつもりでも、見落としがあったり、同様の不具合事例からアドバイスをもらえる可能性があります。
買い替える前にピジョンのお客様相談室に電話
ピジョンのお客様相談室に電話をかけると、以下のようなことを質問されます。
電話で聞かれること
- 購入したのはいつか
- どこで購入をしたか
- 使用期間はどのくらいか
- 使用頻度はどのくらいか
- 子ども(赤ちゃん)の月齢
- ロット番号(本体の箱に記載されている数字とアルファベット)
電話口でも、上でご紹介したチェック項目の内容(搾乳口を密着させているか等)を確認されることがあります。
そのため、電動さく乳器を近くに置いておくと、確認しながらスムーズに話を進められるのでおすすめ。
また、ピジョンのお客様相談室はとてもスピーディーに対応してくれます。
例えば問い合わせをして「部品交換が必要」と判断された場合、交換品が翌日に届くように手配してくれることもあります。
住んでいる場所によっては配送に時間がかかるかと思いますが、「交換が必要」の場合は、数日以内には交換品が届くように手配してくれるでしょう。
ピジョンの電動さく乳器を使うときに気をつけることは?
電動搾乳器(さくにゅうき)は便利なので、頻度や時間を気にせず使ってしまうかたも多いのではないでしょうか。
ここではママの身体への負担の観点から、電動搾乳器を使うときに気をつけることを2つまとめていきます。
搾乳時間は20分程度にする
電動さく乳器は便利ですが、長時間の連続使用はしないようにしましょう。
たとえ搾乳量が少なかったとしても、長時間の連続使用をすると、乳房や乳首に負担がかかり、傷つけてしまうこともあります。
1回の搾乳時間は20分程度(片胸10分程度)を目安にしましょう。
乳首が切れているときは使わない
乳首が切れている状態で電動さく乳器を使うと、乳首の状態がより悪化する可能性があります。
乳首に負担をかけないためにも、乳首が傷ついているときは手でしぼりましょう。
特に冬場はしっかり保湿すると傷の治りが早くなりますよ!
ピジョンの電動搾乳器が自動で吸わない時の対処法まとめ
本記事では、ピジョンの電動搾乳器(さくにゅうき)のメリット・デメリット、搾乳器が自動で吸わなくなったときのチェック項目や対処方法をご紹介しました。
育児で慌ただしくなる中で、電動搾乳器は体の負担を減らしてくれる強い味方になります。
もし電動搾乳器が自動で吸わない、うまく吸わない、と困った場合には、ご紹介したチェック項目と対処法を試してみてくださいね。