- 寝返り防止ベルトに危険性はある?
- 寝返り防止クッションに危険性はある?
- 寝返り防止ベルトのメリット・デメリット
- 寝返り防止ベルトの口コミ
この記事では、寝返り防止ベルトの危険性について解説します。
「寝返り防止ベルト」とは、乳幼児のうつぶせ寝による事故を予防できる便利なアイテムです。
厚生労働省によると、赤ちゃんの「ベッドでの窒息死」や「乳幼児突然死症候群(SIDS)」が多く報告されています。
詳しくは後述しますが、赤ちゃんのうつぶせ寝を防ぐことは、事故防止の観点でとても重要です。
一方で、SNSでは「寝返り防止ベルト自体も危ないのではないか?」という声もあります。

寝返り防止ベルト自体は危なくないのか気になりますよね。安心して使えるといいですよね・・・
そこで、寝返り防止ベルトについて、実際の口コミからメリット・デメリット、危険性を解説していきます。
寝返り防止ベルトを購入する基準になりますので、ぜひ最後までご覧ください。


寝返り防止ベルトとは?



まずは寝返り防止ベルトについて、簡単に解説します✨
寝返り防止ベルトは「うつぶせ寝」による事故を防ぐアイテム!
寝返り防止ベルトは、赤ちゃんの体に装着して、睡眠時の姿勢をあおむけに固定できる商品です。
消費者庁によると、0歳までの赤ちゃんの死亡事故で最も多いのは「ベッド内の窒息」となっています。


赤ちゃんの窒息は、ベッドでうつぶせ寝になることで原因の一つであると報告されています。



そこで便利なのが、寝返り(うつぶせ寝)を予防できる「寝返り防止ベルト」というわけですね✨
うつぶせ寝は、窒息だけでなく「乳幼児突然死症候群(SIDS)」にもなりやすい!
赤ちゃんの睡眠時の事故は、うつぶせ寝以外にも「乳幼児突然死症候群(SIDS)」というものがあります。



乳幼児突然死症候群(SIDS)ってなに?
厚生労働省によると、乳幼児突然死症候群(SIDS)とは以下通り。
SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気(後略)
引用:乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
厚生労働省は、「SIDSの原因は分からない」としながらも、3つのポイントを守ることで予防できるとしています。
乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防するポイント
- 1歳未満は、あおむけで寝かせる
- できるだけ母乳で育てる
- タバコを控える



つまり、うつぶせ寝を防ぐことで、窒息死だけでなく乳幼児の突然死も予防できるんですね!
1歳になると自分で寝返りをうてるようになるので、あまり心配はいらないようです。
寝返り防止ベルトのスペック・特徴【SNOOZZZ】
寝返り防止ベルトの価格やサイズなど、主なスペックは以下の通り。


商品名 | 【snoozzz】寝返り防止ベルト |
金額 | 6,600円 |
素材 | 綿100% |
サイズ | マットレスカバー:横180×縦50cm×厚み1cm おくるみベルト:横67cm×横53cm |
重量 | マットレスカバー:230g おくるベルト:70g |
お手入れ | 洗濯機洗い |
「寝返り防止ベルト」の特徴
- 赤ちゃんのうつぶせ寝を防ぐ
- 赤ちゃんがベッドからの転落するのを防ぐ
- おくるみに似た効果もあり赤ちゃんが安心できる
赤ちゃんの寝姿勢を固定できるので、ママパパは安心して眠ることができます✨
寝返り防止ベルト自体に危険性はある?



SNSでは「寝返り防止ベルト自体が危ない」という声もありますが、これって本当なのか気になりますよね。
そのため、基本的には、寝返り防止ベルトを使用しても問題なさそうです。
とはいえ「寝返り防止ベルトは危ない」という声があると少し不安になりますよね・・・。
そこで、当ブログでは寝返り防止ベルトのユーザー30名へ下記アンケートを実施しました。
アンケート方法
- 実施方法:クラウドワークス
- アンケート人数:30人
- アンケート対象:寝返り防止ベルトを使用したことがあるママ


アンケート結果によると、ママパパの多くは「危険を感じたことはない」と回答している一方で、「危険を感じた」という回答も少数ですがありました。
寝返り防止ベルトについての具体的な口コミは以下の通りです。
動きまわる力がつよくてベルトが外れたり、それによって皮膚が赤くなってしまうことや大泣きにつながったのであんまりおすすめはできないです。
寝返る力が強くなってきて、ベルトにも慣れてくると、無理やり寝返ろうとして横向きで固定されてしまっていたことが何度かありました。
無理やり脱走しようとして足がベルトに絡まって、そのまま気づかなかったら骨が折れていたかも?とゾッとしたこともあります。
これらの口コミを見る限り、寝返りが活発な子には危険かな?という印象です。
とはいえ、「事故につながった」という事実はありませんでした。



寝返り防止ベルトを使用する際には「放っておいても大丈夫!」と思わず、あくまでもママ・パパが目の届く範囲で使うようにしましょうね。
寝返り防止ベルトで寝返りを防止できる?それとも意味ない?
では、「寝返りを防止する効果」はどれくらいあるのでしょうか?
こちらの質問についても、寝返り防止ベルトユーザー30名にアンケートを行いました。


アンケート結果によると、ユーザーの93%が「寝返りを防止できた」または「寝返りを少しだけ防止できた」と効果を実感しています。



さすがに完璧ではありませんが、寝返り防止ベルトによって、ある程度は寝返りを防止できる効果が期待できそうですね✨
寝返り防止ベルト・クッション以外でうつぶせ寝や窒息を防ぐ方法
乳幼児突然死症候群や窒息などの事故を予防する方法は、寝返り防止ベルトだけでありません。
厚生労働省の情報を参考に、うつぶせ寝による事故の予防方法をまとめました。
寝具や、掛け布団など環境を整えることも大切ですね。
また、寝返りをきっかけとする事故を防ぐならベビーセンサーもおすすめです。



ベビーセンサーについては「ベビーセンサーはいる?いらない?口コミを解説」の記事で紹介しています✨
寝返り防止ベルトの3つのデメリット
寝返り防止ベルトについてメリット・デメリットも見ていきましょう。
まずは寝返り防止ベルトのデメリットをまとめました。
- おむつ替えが面倒
- スリーパーが使えない
- 見た目がかわいそう
デメリット①おむつ替えが面倒
寝返り防止ベルトは、赤ちゃんの身体をベルトで固定します。
オムツを替える際にはその都度ベルトを外さなければいけません。



これは少し手間ですね。
デメリット②スリーパーが使えない
スリーパーはパジャマの上に着せる赤ちゃん用の寝具のこと。
腰までのものや、足元までの長さやなどいくつかのタイプがあり、冬は必需品です。
寝返り防止ベルトは足の間にベルトを通すので足元までのスリーパーは使えません。



冬場は寒さ対策も考えないといけないのでこれは少し困るかもしれません。他の寝具でしっかり調整してあげてくださいね。
デメリット③見た目がかわいそう
使う人の主観になりますが、ベルトでからだを固定することから「赤ちゃんがかわいそうに見える」という意見もあります。
実際は、ベルトでおなかを包み込むことで「おくるみ効果」を得られて安心して眠ることができます。



そこが許容できるかは、あくまでも、ママ・パパの主観になりますね。
寝返り防止ベルトの4つのメリット
寝返り防止ベルトのメリットもまとめました。
寝返り防止ベルトのメリットは以下の4つです。
- 寝返りを防止してくれる
- 窒息の心配が少ない
- おくるみ効果がある
- お手入れも簡単
メリット①寝返りを防止してくれる
寝返り防止ベルトは、赤ちゃんの身体に巻き付けて使用するため、しっかり固定して寝返りを防止できます。
うつぶせ寝からくる窒息や、乳幼児突然死症候群の予防につながりますよ。



親の安心感にもつながるので、ママ・パパも安心して眠ることができますよ。
メリット②窒息の心配が少ない
以前、消費者庁は、寝返り防止枕が窒息につながると注意を呼びかけていました。
一部のクッション性のあるグッズ「寝返り防止クッション」は、それ自体が窒息につながる心配があります。



寝返り防止ベルトは赤ちゃんの身体を固定するためその心配はありませんよ。
メリット③おくるみ効果がある
「おくるみ」とは、赤ちゃんを包み込む大きな布のこと。
おくるみを使うことで、体温調整のサポートや、赤ちゃんを安心させる効果がありますよ。
寝返り防止ベルトは赤ちゃんのお腹をやさしく包み込むことでおくるみ効果があると言われています。



赤ちゃんも安心して眠ることができますね。


メリット④お手入れも簡単
寝返り防止ベルトの素材は綿100%
洗濯機で丸洗いができるのでお手入れも簡単ですよ。



面ファスナーが他の服に絡まないようにネットに入れて洗いましょう。
寝返り防止ベルトの悪い口コミ
実際のユーザーの口コミも見ていきましょう。
当ブログで独自に口コミを調査しました。
良い口コミだけでは、情報がかたよるので悪い口コミも紹介していきますよ。


悪い口コミ①寝返りが防止できない
寝返り防止ベルトがあっても、やるときはやる。
寝返りが上手になってくると抜け出してしまうようになった。
子供の力が強くなってくると、ベルトで寝返りは阻止できなくなってきたことです。



完全に防止できるものではないので、活発になってくると寝返りは防止できないようですね。
悪い口コミ②構造上の不満がある
洗濯できるものを購入しましたが、アイロンをかけないとシワクチャになりました。
耐久性がなくテープの粘着力がなくなってきてしまった点。
素材の質があまりよくなくしっかりと支えられるのか心配になりました。



何回も使用すると粘着テープが弱くなる、マジックテープに毛玉がつくなど構造上の不満に関する口コミがいくつか見られました。
悪い口コミ③子どもが嫌がる
子どもが動けないので怒り泣きをしてしまった。
付けることで、嫌がり始めてからは付けることをやめました。特に5~6か月くらいになると泣き始めて、寝返りしたいのにできないことが嫌なのか、親的には付けてほしいけど断念しました。



拘束されることを嫌がる赤ちゃんもいるようです。こればかりは実際に使用してみないと分からないですね。
悪い口コミ④その他
ベルトをしているからとつい親の側の気持ちのゆるみが生じてしまい目を離してしまうことが悪かった点です。
結構面倒なアイテム。持ち運び、携帯、保管など。ものが増えて困る。いらないかもと思う時間が多いとさらに思う。



持ち運びに関しては、個人的には便利かなと思いました。小さく畳んでジップロックに入れると持ち運びやすいですよ。
寝返り防止ベルトの良い口コミ
次に良い口コミを見ていきましょう。


良い口コミ①安心感がある
何もしないより出来る範囲で対策することで安心感がえられた点。もちろん絶対安心・安全というわけれはないが,最低限子供の体を守ってくれるという意味では私には必要不可欠なものでした。
絶対確実という安心感はないものの使用することでメンタル的に負担が減り良かったです。
まだあまり動かないうちは、ベルトで固定されているので、安心でした。
寝返りを防止できること自体ではなく、そこから得られる安心感についての口コミが最も多く見られました。



油断は禁物ですが、安心感から子育てのストレスが軽減できますよ。
良い口コミ②少しの間離れるのに便利
少しの間、離れないといけない時に短時間の使用なら便利だった。
目を離しているときに少しの安心感があることです。すこし離れて家事をしやすかったです。小さい頃はたとえベッド柵があっても安心できなかったので。
短時間の睡眠(お昼寝)の時は、寝返りを防止することができるので目を離して家事などができます。



「トイレに行きたい」「少しだけ洗濯物を取りに行きたい」など、ずっと赤ちゃんについておくのも難しいですよね。寝返り防止ベルトがあれば、安全を担保してくれます。
良い口コミ③安心して眠れる
寝返ってしまうことで目が覚めてしまう時期は、ベルトを使用することで安眠できていました。
使用前は寝ぼけて寝返りをうつことで、夜中に起きていた。使用後、朝までぐっすり眠ってくれるようになった。
夜、なにもなくても気になって何度も起きてしまうというママも多いですよね。



寝返り防止ベルトはおくるみ効果もあるので赤ちゃん、ママ、どちらもよく寝れるようになったという口コミが見られました。
良い口コミ④転落防止できる
寝返りのせいで子供のベッドから落ちるのを予防することができています。
寝ている夜中に寝返りしてもベッドから落ちないところ



ベビー用のベッドで使うことで転落防止につながるという口コミ。転落も重大な事故なので防止策を考えるのは大切ですね。
良い口コミ⑤その他
洗濯してもすぐ乾く
使用していると子ども自身が何かに支えられているという感覚でいられたのか、あまりぐずらずおとなしくしていてくれたのが良かったです。



おくるみ効果があるのでよく寝てくれた、という口コミです。嫌がる赤ちゃんもいるのでこの辺りは相性がありそうですね。
寝返り防止ベルトの使い方
寝返り防止ベルトの必要性が分かったところで使い方について見ていきましょう。
実物の写真で解説しますね!


赤ちゃん用のマットレスにマットレスカバーを設置します。
マジックテープでしっかり固定できるようになっていますよ。


マットレスに、おくるみベルトをできるポイントがあるのでベルトを通しましょう。


赤ちゃんを寝かせてベルトを巻きましょう。


おすすめの寝返り防止グッズ3選
寝返り防止ベルトを購入するなら、人気の高い「スヌーズ」が間違いなくおすすめです✨
以下では、寝返り防止ベルト以外の寝返り防止グッズについても紹介します。



気になったものはリンクから詳細を確認してみてくださいね✨
- 【ファルスカ】ベッドインベッドエイド
- 【フェニックス】ベビー寝返り防止クッション
- 【ファルスカ】ベッドインベッドフレックス
【ファルスカ】ベッドインベッドエイド
価格(税込) | 5,500円 |
サイズ | 長さ60㎝×幅35㎝×高さ16㎝ |
重量 | 400g |
お手入れ | クッションの詰め物以外ネットで洗濯可能 |
両サイドの三角の寝返り防止クッションが赤ちゃんの寝返りを防止してくれます。
クッションの幅を調整できるため、生後12ヶ月頃まで使用することができます。



使用することで添い寝もできますし、大人の寝返りからも守ってくれる便利アイテムです。
【フェニックス】ベビー寝返り防止クッション
価格(税込) | 3,852円 |
サイズ | 長さ45㎝×幅35㎝×高さ12㎝ |
重さ | 552g |
お手入れ | クッションカバーは外して洗濯可能 |
とにかくデザインがかわいい寝返り防止クッションです。
マジックテープで枕の大きさを調整できるので赤ちゃんの成長に合わせて寝返りを防止できます。



素材はコットンでできており吸水性と通気性にすぐれています。赤ちゃんのお肌にも優しい作りですね。
【ファルスカ】ベッドインベッドフレックス
価格(税込) | 13,750円 |
サイズ | 使用時:横70㎝×幅40㎝×高さ17㎝ 折りたたみ時:横40㎝×幅40㎝×高さ17㎝ |
重さ | 1kg |
お手入れ | 詰め物、クッション以外はネットを使い洗濯可能 |
寝返り防止、おすわりのサポート、お食事のサポートさまざまな場面で活躍するクッションです。
汎用性が高く、長期的に使うことができますよ。
対象年齢は0〜3歳頃まで。
値段は他の寝返り防止グッズに比べて高いですが、コスパは悪くないですよ。



折りたためるので、持ち運びにも優れています。
寝返り防止ベルトは危険?デメリットは?まとめ
今回は下記のことを解説しました。
- 寝返り防止ベルトは危険なの?
- 寝返り防止ベルトのメリット・デメリット
- 寝返り防止ベルトの口コミ
寝返り防止ベルトは赤ちゃんの寝返りを防止できる便利なアイテムです。
おくるみ効果で、赤ちゃんも安心して眠ることができます。
また、「なんとなく不安で眠れない」というママ・パパもこれを使うことで安心して眠ることができますよ。



夜寝れないと悩んでいる心配性のママ・パパはぜひ手に取ってみてくださいね。
寝返り防止にはベビーセンサーもおすすめです。
詳しくは「ベビーセンサーはいらない?助かった・必要だった口コミが多い理由」で紹介しています。

