- ベビーラップのデメリット・メリット
- ベビーラップの口コミ
- ベビーラップの使い方
- ベビーラップおすすめ3選
赤ちゃんをすっぽり包んで、おんぶにも抱っこにも使えるのがベビーラップです。
しかし、一部では「使いづらい」というデメリットの口コミがあるのはご存知でしょうか。
今回は、ベビーラップのデメリットや、正しい使い方、おすすめの商品を紹介していきます。
この記事は、ベビーラップ購入の判断基準になりますのでぜひ最後までご覧ください。
- しっかり密着できる
- 持ち運びが簡単
- 長時間の抱っこでも疲れにくい
- 着脱に時間がかかる
- 素材によっては熱い
- 洗濯がやや大変
ベビーラップとは?
ベビーラップは1枚の布で、赤ちゃんの体を包み込み込むためのアイテムです。
密着性が高く赤ちゃんの体重を上半身全体で支えられます。そのため、より少ない負担で赤ちゃんを抱っこできます。
赤ちゃんにとっては自然な姿勢であるM字開脚になりやすく、脱臼のリスクが少ないのもポイントですよ。
また、「ベビーラップ」と間違われやすいのが「ベビースリング」です。
ベビースリングとは?
ベビースリングは片方の肩を使って、ハンモック状に赤ちゃんを包む抱っこヒモです。
リングで長さを調整でき、デザイン性が高くなっています。
一方で、片方の肩で使用するので間違った使い方をするとすり抜けによる転落事故につながるリスクもあります。
ベビーラップは両肩でしっかり固定するので、密着度が高くより安全に使用することができますよ。
ベビーラップのデメリット
では、購入の基準となるようにベビーラップのデメリットを確認しておきましょう。
ベビーラップのデメリット
- 装着に時間がかかる
- 素材によって暑い
- 洗濯が大変
- 布が地面につきやすい
デメリット①着脱に時間がかかる
デメリットのひとつは「着脱に時間がかかる」ことです。
ベビーラップは1枚布で赤ちゃんを包みます。
しっかり密着させるためにはコツが必要で、慣れるまでは少し時間がかかるでしょう。
巻き直しも手間がかかるので、外出先で不便に感じることがあるかもしれません。
デメリット②素材によっては暑い
2つ目のデメリットは「素材によっては暑くなる」ことです。
ベビーラップは、体にしっかり密着させて、赤ちゃんと自分を包むため、素材によっては暑いと感じることがあるでしょう。
夏場は、リネン、コットンなどの涼しい素材を選択すると良いですよ。
デメリット③洗濯が大変
3つ目のデメリットは「洗濯が大変」という点です。
ベビーラップのサイズは、種類によりますが長さは2.6m〜5.6m、幅は65㎝〜70㎝ほどです。
長さだけで見ると、バスタオルや、マフラーより大きくなります。
外で干すときは地面につかないように工夫が必要です。
デメリット④地面につきやすい
4つ目のデメリットは「地面につきやすい」点です。
前述したように、ベビーラップは長いため、装着する際に慣れないと地面に着いてしまいます。
自宅では良いですが、外出先のトイレや、濡れた地面などには注意が必要ですよ。
デメリット⑤慣れないと不安定
5つ目のデメリットは「慣れないと不安定になりやすい」点です。
ベビーラップは、ベルトやファスナーがないため、しっかり装着しないと赤ちゃんの体が揺れてしまい不安定になりやすいです。
巻き直しにも、時間がかかるため、慣れるまでは不便に感じるかもしれませんね。
ベビーラップのメリット
続いて、ベビーラップのメリットを見ていきましょう。
ベビーラップのメリット
- しっかり密着できる
- 持ち運びが簡単
- 選択肢が多い
- 自然な姿勢が取りやすい
- 長時間の抱っこでも疲れにくい
メリット①しっかり密着できる
1つ目のメリットは「しっかり密着できる」点です。
赤ちゃんの健康的な成長のサポートのためには、新生児から数ヶ月までは密着した抱っこが理想的です。
ベビーラップは、赤ちゃんとの「一体感」が感じられるほど密着できます。
ベビーウェアリングによる愛情形成には、最適なアイテムだと言えます。
ベビーウェアリングとは?
直訳すると「赤ちゃんを身にまとう」という意味で、道具を使って赤ちゃんを抱っこやおんぶすることを意味しています。
「人が人らしく育つ」には愛着形成が必要で、それを手助けするのが抱っこやおんぶです。
ベビーウェアリングは、単に「抱っこする」だけでなく、「赤ちゃんと一体になる」ことをコンセプトとしています。
スキンシップを取ることでより親子の絆を深めることができますよ。
メリット②持ち運びが簡単
メリット2つ目は「持ち運びが簡単」な点です。
ベビーラップは1枚の大きな布です。
使用しない時は簡単にバックに収納できます。
外出先でとても便利ですよ。
メリット③選択肢が多い
3つ目のメリットは「選択肢が多い」点です。
ベビーラップはさまざまなデザインがあります。
上記は、一部のブランドのデザインであり、他にもたくさんの種類があります。
おしゃれが好きな方は選ぶだけでも楽しいですよ。
メリット④自然な姿勢が取りやすい
4つ目のメリットは、「赤ちゃんが自然な姿勢が取りやすい」点です。
赤ちゃんは両膝と股関節が曲がったM字型の姿勢が好ましいとされています。
ベビーラップは正しく装着することで、赤ちゃんがM字開脚の姿勢になります。
正しい姿勢で抱っこすることで、赤ちゃんの負担を減らして、脱臼のリスクを避けることができるでしょう。
メリット⑤長時間の抱っこでも疲れにくい
5つ目のメリットは「長時間の抱っこでも疲れにくい」点です。
ベビーラップは、両肩で使用します。
正しく装着することで、肩をおおう面積が広くなるので、一部に負担がかたよりません。
赤ちゃんの体重が均等に分散して妊娠の時のような一体感に包まれるでしょう。
ベビーラップの口コミ
では、ここからは実際のユーザーの口コミを見ていきましょう。
今回は独自にベビーラップの満足度をアンケートしました。
詳細は以下の通りです。
- 【質問】ベビーラップを購入した感想を教えてください。
- 回答者11名
- 使用媒体:クラウドワークス
ユーザーの多くがベビーラップに「満足している」という結果になっています。
具体的な口コミを見ていきましょう。
口コミ①買わなくて良かった/不満がある
まずは、マイナスな口コミから見ていきましょう。
「買わなくて良かった不満ある」と答えたユーザーからは「サイズが合わず使えなかった」「夏場に暑かった」という意見が出ています。
海外のものだったからか、サイズ感が合いませんでした。新生児から使えると認識してたのですが、6か月過ぎてようやくなんとなく使えるようになりましたが、その頃にはベビーカーを使う方が多くなっており、結局ほぼ使えずじまいです。
ベビーラップのサイズ選びは、「赤ちゃんの大きさ」「母親の体型」が関係します。
出産前に準備しておくと、「思ったよりベビーラップが大きくて使用できない」ことがあるので、出産後に着用しながら選択しましょう。
「暑かった」という意見は下記の通りです。
赤ちゃんの体温は高く私が背中側の首から下を覆われると暑くなって汗をかいてしまうので、夏場は地獄でした ベビーラップを調整しても赤ちゃんの頭がちょうどそこに当たるので通気性が良い、素材の違うのを買い直しました。
リネンや、コットンなど涼しい素材によって作られているものがあるので、素材に注意しながら選択しましょう。
口コミ②どちらでもない
満足、不満足の内で「どちらでもない」というユーザーの意見も見られました。
使いやすさを感じながらも、値段の高さや、使用期間の短さから「評価しきれない」というユーザーもいたようです。
詳細な口コミは以下の通りです。
値段が高いのが気になりました。一方で、抱っこが楽なのはメリットかなと…。メリット、デメリット両方感じたので「どちらでもない」と言った感想です。
子供が大きくなってくると体への負担がかかってきて、私は寝返りするくらいまでの短期間しか使えなかった。一方で洗濯が頻繁にできるところは良かったと感じました。
ベビーラップは、一般的な抱っこヒモより金額が高い商品も多いので、使用機会が少ないと不満につながるでしょう。
一方で、頻回に使用すれば、良さが分かりますので、「どれくらい使い込んだか」で評価が分かれるかもしれません。
口コミ③買って良かった/満足している
「買ってよかった/満足しているという」というユーザーの意見は様々なものがありました。
まとめると以下の通りです。
- 子どもが落ち着く
- 外出用に便利
- 「愛情が深まる」と感じた
- 何度も洗って使えるので衛生的
具体的なユーザーの言葉を見てみましょう。
衛生的だということに加え、何より使いやすかったから。多方面での用途があること。
寒い時期に産まれた子供なので、おくるみ効果があって暖かく出来たのでとても重宝した。
おくるみ効果とは、赤ちゃんを布で包むことで「安心感」「体温調整のサポート」助長となることを言います。
ベビーラップは布で包む上に、親としっかり密着するので、冬場の体温調整には特に効果が期待できるでしょう。
子供がとてもよく眠るようになり、快適そうにしています。カラーもいろいろ選べておしゃれだし、外出用としてもとてもいいです。
赤ちゃんも母親の匂いが近いのかぐずらずに落ち着いていました。夫にも巻いて使ってもらっていて赤ちゃんに対する愛情が深まったと言っていました。
赤ちゃんと、ママやパパがしっかり密着することで、「一体感」生まれます。
普通に抱っこするよりも子どもは安心することができますよ。
また、「一体感」が生まれることで親側も、より「愛情」を意識できるでしょう。
旦那さんに使ってもらって、父親としての自覚を持ってもらうきっかけにしても良いですね。
ベビーラップがおすすめの人
ベビーラップがおすすめの人は以下の通りです。
- 肩や腰の負担を減らしたい
- 新生児でも使える抱っこヒモを探している
- 赤ちゃんに負担を減らしたい
- おしゃれな抱っこヒモがいい
ベビーラップは赤ちゃん側も負担が少なく、メリットがある抱っこひもです。
密着することで愛情形成にも役立ちますので、当てはまる方はぜひ検討してみてくださいね。
ベビーラップの使い方
では、ここからはベビーラップの具体的な使用方法を見ていきましょう。
以下は、販売ブランドである「モービーラップ」によるベビーラップの使い方です。
慣れるまで時間がかかりますが、一度覚えると自転車の乗り方のように忘れることはありませんよ!
動画で知りたい方は、下記が分かりやすいのでぜひ参考にしてみてください。
ベビーラップには他にも様々な巻き方があります。
動画を見ながら練習してみましょうね。
ベビーラップはいつまで使えるのか
ベビーラップの使用制限は商品によって異なります。
ベビーラップの老舗である「DIDMOS」は、「ディディモスの特殊な織布は体重制限がなく新生児から3歳以上の大きなお子様にも使えます。」と述べています。
参照:DIDMOS
Amazonで、楽天で見る限り、一般的な商品の使用目安は「10〜15kgまで」がベターなようです。
ママの体力的にもそれ以上は辛いかもしれませんね。
ベビーラップの選び方
では、ここからは「これからベビーラップを購入する方」へ向けてベビーラップの選び方を紹介していきます。
ベビーラップの選び方のポイントは4つです。
- 素材
- サイズ
- 価格
- デザイン
それぞれ見ていきましょう。
ベビーラップの選び方①素材
ベビーラップを選ぶ上で大切なのが素材です。
赤ちゃんの肌はデリケートなので、合わない素材を使うと肌トラブルに繋がりますよ。
赤ちゃんの肌におすすめなのがコットン素材です。
やさしく、ふんわりとした肌触りで、化学繊維に比べて皮膚への刺激は少なくなっています。
夏場は、リネンもおすすめです。
吸収性、吸湿性、速乾性に優れており、「シャリッ」とした肌触りは、涼しさを感じさせます。
ベビーラップに使われている素材の特徴をまとめましたので参考にしてください。
メリット | デメリット | |
コットン | 吸収性が高い 耐久性が高い 熱に強い | シワになりやすい 色落ちしやすい 縮みやすい |
リネン | 吸収性が高い 耐久性が高い 乾きやすい 光沢がある 汚れが落ちやすい | 伸縮性がない 変色しやすい 摩擦に弱い 水洗いでシワになりやすい |
ポリエステル | 耐久性が高い 乾きやすい シワになりにくい 軽い | 汚れを落としにくい 燃える(溶ける)可能性がある 吸収性が低い |
ウール | 保温性が高い 吸収性が高い 燃えにくい 乾きやすい | 水洗いで縮む 虫食いや毛玉になりやすい |
それぞれの素材にメリット、デメリットの両方がありますので、他の選び方の要素と合わせて検討してみてください。
ベビーラップの選び方②サイズ
販売元のブランドである「DIDYMOS」は、基本的な巻き方ができるベースサイズからはじめることを推奨しています。
日本人女性の平均身長から合うのは「サイズ5」となっていますよ。
(なお、厚生労働省によると、30代女性の平均身長は158cm、平均体重は54.3kgとなっています。)
サイズ | 長さ |
サイズ2 | 270cm |
サイズ3 | 320cm |
サイズ4 | 370cm |
サイズ5 | 420cm |
サイズ6 | 470cm |
サイズ7 | 520cm |
ベビーラップは海外の製品も多いので、迷ったら1サイズ小さいものを選ぶとちょうどいいかもしれませんね。
ベビーラップの選び方③価格
ベビーラップの価格は素材によって3,000円〜30,000円と幅広くなっています。
売れ筋の綿やリネン、ポリエステルなどの価格は、5,000円〜8000円前後になっています。
オーガニックコットンや、シルクを使った素材は高く、10,000円を超えて来るでしょう。
オーガニックコットンは、赤ちゃんの肌にやさしいと人気ですが、綿やリネンなどにもメリットがあります。
素材の特徴を比較しながら、価格を決め手に購入するのも良いでしょう。
ベビーラップの選び方④デザイン
ベビーラップを選ぶ際にはデザインも考えましょう。
ベビーラップは体に巻き付けて使うアイテムなので、ファッションとしての一面もあります。
普段の自分の服にどのようなデザインがあるかも考えて選択するといいですよ。
無難に、どの服にも合うように選ぶなら「無地」がおすすめです。
また、暗めの服を着る機会が多いなら差し色になる原色や、パステルカラーもいいでしょう。
おすすめのベビーラップ3選
では、具体的におすすめのベビーラップを比較していきます。
- ボバラップ
- モービーラップ
- ポグネーステップワンエア
前述した選び方を見ても「いまいちピンとこない」「自分で選びきれないから具体的な商品が知りたい」という方は、下記の中から選ぶと間違いないですよ。
おすすめ①ボバラップ
商品名 | BOBAWRAP ボバラップ |
金額 | 7,700円(税込) |
適正 | 新生児~16kgまで(体重:3.2kg~) |
素材 | コットン95%、スパンデックス5% |
大きさ | 長さ500cm×幅51cm |
ボバラップは世界中で20万個以上も売れている商品です。
人気の秘密は素材です。
ボバラップの素材は95%がコットンでできています。
また5%は「スパンデックス」という、弾性糸で、「綿の耐久性」に合わせて、「伸縮性」のある素材となっています。
そのため、しっかりフィットして、丈夫で長く使えるベビーラップとなっていますよ。
みんなが使っている商品を無難に購入したい方にはおすすめですよ。
おすすめ②MOBY モービーラップ
商品名 | MOBY モービーラップ |
金額 | 9,900円(税込) |
適正 | 0カ月~15kg(体重3.6kg~) |
素材 | クラシック:綿100% エボリューション:ビスコース70%、綿30% |
大きさ | 長さ460cmx幅52cm |
モービーラップは、抱っこしながら赤ちゃんの自然な姿勢を保つことができます。
子宮内の胎児は、背骨がC型になっており、生まれたばかりの赤ちゃんは、背骨をC型に保つことが大切です。
また、赤ちゃんの足は両膝、股関節が曲がったM字開脚が理想的です。
モービーラップは、国際股関節異形成協会(IHDI)から「正常な股関節の位置を保ち、股関節異形成や脱臼を引き起こさない抱っこひも」として公式認定を取得しています。
モービーラップは赤ちゃんに悪影響がない正しい姿勢で抱っこできます。
おすすめ③ポグネーSTEPONE
商品名 | ポグネーSTEPONE |
金額 | 7,975円(税込) |
適正 | 生後14日〜11kg(体重3.5kg〜) |
素材 | 本体:ナイロン85%、ポリウレタン15% 背中メッシュ:ポリエステル100% 腰ベルトメッシュ:ナイロン85%、ポリウレタン15% 腰ベルト充填剤:ポリエチレン100% |
大きさ | 腰ベルトサイズ:66cm〜118cm |
ポグネーステップワンは、ベビーラップの「安定感」スリングの「装着の手軽さ」腰ベルト付きキャリアの「抱っこの楽さ」、3つ商品の良いとこどりをしたアイテムです。
腰ベルトで身体をしっかり支え、3重構造で赤ちゃんを包み込みます。
一般的なベビーラップに比べて装着も簡単で時間をとりません。
デザインもシンプルで、さまざまな服装に合わせやすいですよ。
「巻く手間を省きたい」「でも、ベビーラップの良さを味わいたい」という方にはおすすめですね。
ベビーラップのデメリットは?ボバラップを実際に使った口コミまとめ
本記事では、下記について解説しました。
- ベビーラップのデメリット・メリット
- ベビーラップの選び方
- おすすめのベビーラップ
ベビーラップは、赤ちゃんと、親がしっかり密着することで、愛情形成にも役立つアイテムです。
デザイン的にもおしゃれなものが多いので、一般的な抱っこヒモでは満足できない方はぜひ購入を検討していください。
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