東京でおすすめの陣痛タクシーは？体験談や便利な配車アプリもご紹介【2023】

妊娠中、いつ陣痛がきてもおかしくない時期になると心配なのは病院への移動手段です。

いろいろな手段のひとつとして「陣痛タクシー」という便利なサービスがあります。

この記事では、陣痛タクシーを使うメリットや選ぶポイント、さらに利用する際の注意点を解説しています。

東京でおすすめの陣痛タクシーも紹介しているので、妊婦さんやそのご家族の方はぜひ参考にしてください。

東京でおすすめの陣痛タクシー

東京でおすすめの陣痛タクシー8社を一覧で比較しました。

タクシー会社	日本交通株式会社	kmタクシー	帝都自動車交通	東京無線タクシー	子育て支援タクシー​​	大和自動車交通	日の丸交通
陣痛タクシー名	陣痛タクシー	マタニティ・マイタクシー	ファミサポタクシー	プレママタクシー	チェッカーキャブ	たまごタクシー	子育てタクシー
対応エリア	東京23区・三鷹市・武蔵野市	東京23区・三鷹市・武蔵野市	中央区・江東区・墨田区・千代田区・港区・品川区	東京23区・武蔵野市・三鷹市	東京23区・武蔵野市・三鷹市	東京23区内と北多摩交通圏内（一部除く）	東京23区・武蔵野市・三鷹市
配車台数	7,029台	3,920台	1,557台	3,744台	約3,000台	約2,200台	約1,400台
料金※1	迎車料金420円	迎車料金500円 （時間指定は別途500円）	初乗運賃500円・迎車料金300円（時間指定は別途500円）	初乗運賃500円＋迎車料金300円	初乗運賃500円＋迎車料金400円（時間指定は別途500円）	迎車料金東京23区500円・北多摩交通圏300円	初乗運賃500円・迎車料金300円
防水シート	なし	完備	なし	なし	−	完備	完備
クリーニング代	請求なし	請求なし	請求なし	請求なし	−	請求なし	請求なし
準備物	ビニールシート、大きめのバスタオル	なし	タオル・バスタオル・レジャーシートなど	レジャーシート1枚、バスタオル2枚、大きめのナプキン1枚	−	−	−
対応時間	365日・24時間	365日・24時間	365日・24時間	24時間	365日・24時間	365日・24時間	365日・24時間
	登録	登録	登録	登録	登録	登録	登録

各タクシー会社をそれぞれ紹介していきます。

陣痛タクシー | 日本交通株式会社

日本交通株式会社は創業95年の歴史あるタクシー会社です。

2012年にサービスをスタートしてから約10万件もの実績があり、東京都の妊婦さんの2人に1人が登録しています。

タクシーの配車台数は、連結会社と業務提携会社合わせてなんと7,029台。

連絡は陣痛タクシー専用の電話回線を使用するため、迅速な対応を受けられます。

対応エリア	東京23区・三鷹市・武蔵野市
配車台数	7,029台
料金	迎車料金420円＋メーター料金
防水シート	なし
クリーニング代	請求なし
準備物	・ビニールシート ・大きめのバスタオル
対応時間	365日・24時間対応

登録方法は以下のとおりです。

マタニティ・マイタクシー | kmタクシー

kmタクシーは、東京消防庁の普通救命講習を修了し、陣痛時の送迎講習を受講したドライバーが送迎してくれます。

防水シートを全車完備しているため、突然の破水する可能性のある妊婦さんも安心です。

出産時以外にも、定期健診・退院時など事前登録した病院までいつでも利用できます。

対応エリア	東京23区・三鷹市・武蔵野市
配車台数	3,920台
料金	迎車料金500円＋メーター料金 （時間指定の場合は別途500円）
防水シート	完備
クリーニング代	請求なし
準備物	なし
対応時間	365日・24時間対応

登録方法は以下のとおりです。

ファミサポタクシー | 帝都自動車交通

創業85年目の帝都自動車交通は、平成27年からファミサポタクシーをスタートしました。

妊娠中の検診から、陣痛時・入退院時、産後の乳児健診まで、産前産後の移動サポートを24時間行っています。

配車プロセスに自信のある地域に対応エリアを絞っているため、迅速で確実な配車が可能です。

対応エリア	中央区・江東区・墨田区・千代田区・港区・品川区
配車台数	1,557台
料金	初乗運賃500円＋迎車料金300円＋メーター料金 （時間指定は別途予約料500円）
防水シート	なし
クリーニング代	請求なし
準備物	タオル・バスタオル・レジャーシートなど
対応時間	365日・24時間対応

登録方法は以下のとおりです。

プレママタクシー | 東京無線タクシー

プレママタクシーには、東京無線タクシーから選抜された乗務員が乗車しています。

荷物の積み下ろしや、準備したレジャーシートやバスタオルの設置も乗務員がサポートしてくれます。

事前登録をしておけば、24時間いつでも配車対応可能なので早朝や深夜に陣痛が始まっても安心です。

対応エリア	東京23区・武蔵野市・三鷹市
配車台数	3,744台
料金	初乗運賃500円＋迎車料金300円＋メーター料金
防水シート	なし
クリーニング代	請求なし
準備物	・レジャーシート（90cm×160cm程度）1枚 ・バスタオル2枚 ・大きめのナプキン×1
対応時間	24時間対応

登録方法は以下のとおりです。

子育て支援タクシー​​ | チェッカーキャブ

チェッカーキャブの子育て支援タクシーでは、妊娠中の定期検診や出産や入院、さらに子どもを連れての買い物までをサポート。

杉並区子育て応援券の「ゆりかご券」・せたがや子育て利用券・こども商品券などの利用もできます。

名前や住所などの事前登録は電話でのみ可能なので、ご注意ください。

対応エリア	東京23区・武蔵野市・三鷹市
配車台数	約3,000台
料金	初乗運賃500円＋迎車料金400円＋メーター料金 （時間指定は別途予約料500円）
防水シート	–
クリーニング代	−
準備物	−
対応時間	365日・24時間対応

登録方法は以下のとおりです。

たまごタクシー | 大和自動車交通

大和自動車交通のたまごタクシーは、助産師会の講習を受けた乗務員やオペレーターが担当しています。

さらに、車内には防水シートが常備されているため、いつ破水してもおかしくない妊婦さんも安心です。

事前登録で道案内なしでの送迎はもちろん、後払い決済も可能となります。

対応エリア	東京23区内（一部を除く）・北多摩交通圏内（一部を除く）
配車台数	約2,200台
料金	迎車料金東京23区500円・北多摩交通圏300円＋メーター料金
防水シート	完備
クリーニング代	請求なし
準備物	−
対応時間	365日・24時間対応

登録方法は以下のとおりです。

子育てタクシー | 日の丸交通株式会社

子育てタクシーは、子育てタクシードライバー養成講座、保育実習・チャイルドシート設置講習を修了したドライバーが担当。

陣痛時には、後部座席に吸水シートを設置してお迎えに向かいます。

退院時には、無料でチャイルドシートを設置してくれるのでとても便利です。

対応エリア	東京23区・武蔵野市・三鷹市
配車台数	約1,400台
料金	初乗運賃500円＋迎車料金300円＋メーター料金
防水シート	完備
クリーニング代	請求なし
準備物	−
対応時間	365日・24時間対応

登録方法は以下のとおりです。

東京でおすすめの陣痛タクシーアプリ

陣痛タクシーを登録していても、タクシーがつかまらない場合もあります。

リスク軽減のために、陣痛タクシーだけでなくタクシーアプリの登録もしておくとよいでしょう。

タクシーアプリを利用すると、以下のようなメリットがあります。

東京でおすすめの陣痛タクシーアプリ | GO

2020年にリリースされたタクシー配車アプリ「GO」。

日本交通グループ、日の丸交通、帝都自動車交通、東京無線など大手タクシー会社と提携しているため、配車台数の多さが魅力です。

あらかじめアプリで降車場所を登録すれば、乗車時に伝える必要がありません。

GO Payという決済方法を使えば、わずらわしい車内での支払いをせず降車できるのも、妊婦さんには嬉しいですね。

東京でおすすめの陣痛タクシーアプリ | DiDi

AIを活用したタクシー配車アプリ「DiDi」。

DiDiは、呼んだタクシーのナンバー・車種・ドライバー情報などをアプリで確認できるため、迷うことなく乗車できます。

平均5分で迎えに来てくれて、配車される車の80%がゆったりと乗れるアルファードというのも、妊婦さんにとってとてもありがたいですよね。

東京でおすすめの陣痛タクシーアプリ | S.RIDE

東京のタクシー配車台数10,000台以上、3台に1台のタクシーが対応しているアプリ「S.RIDE」。

国際自動車、寿交通、大和自動車交通、グリーンキャブなど、東京では17社と提携しています。

アプリを開いてワンスライドするだけなので、緊急時にも焦らずタクシーを呼べます。

目的地をお気に入り登録すれば、住所の入力も不要です。

陣痛タクシーとは？実際に使ってみた体験談

実際にわたしも、深夜に破水して陣痛タクシーを利用しました！

あらかじめ、陣痛タクシーへ登録や陣痛・入院バッグの準備などをしていたので、比較的スムーズに病院へ行けました。

破水はしていたものの、パットをつけたりタクシーに吸水シートを敷いてくれたりしたので陣痛タクシーも利用可能でした。

https://twitter.com/sasa_aya_milmil/status/1687309294457454592?s=46

陣痛タクシーを利用するメリット

陣痛タクシーを利用するメリットは以下の3つです。

24時間・365日いつでも対応

通常のタクシーの場合、深夜や利用者が多い時間帯には、なかなかつかまらないこともあります。

陣痛タクシーであれば、24時間配車してくれるので安心して連絡できます。

産前産後も利用可能

実は、陣痛タクシーは陣痛時以外にも利用可能です。

妊婦健診や産後の健診、さらに妊娠中の日常的な買い物や赤ちゃんの急な発熱などでもサービスを受けられます。

細かい道案内が不要

事前に名前や送迎場所の住所を登録しておけば、細かい道案内はいりません。

ただでさえ陣痛で辛いときに、病院の住所を調べて伝えなくてよいのは本当に助かります。

シートが汚れてもクリーニング代の請求なし

陣痛タクシーは、車内がすべて防水だったり吸水シートを準備してくれていたりします。

そのため、急な破水で車内を汚してしまってもクリーニング代を請求されることはありません。

陣痛タクシーを選ぶポイント

陣痛タクシーを選ぶポイントは以下の3つです。

対応しているエリア

陣痛タクシーが対応しているエリア内に、自宅や病院が入っているか確認しましょう。

そもそも対応エリア外だと利用できないため、まずはエリアを確認しましょう。

配車台数の多さ

配車台数の多さも、陣痛タクシー会社を選ぶ重要なポイントです。

当然ですが、配車台数が多いほどタクシーがつかまりやすくスムーズに乗車できます。

その他サービスの有無

陣痛タクシーでは、さまざまなサービスを行っています。

タクシー会社によって行っていないサービスもあるので事前にチェックしておきましょう。

陣痛タクシーを利用する際の注意点

陣痛タクシーを利用する際には、以下の4つの点に注意しましょう。

陣痛タクシーの連絡先は常に持ち歩く

陣痛はいつ始まるかわかりません。

自宅以外の場所で陣痛が始まることもあるため、陣痛タクシーの連絡先は常に持ち歩きましょう。

登録したらすぐに携帯に登録しておいてもよいですね。

陣痛がきたらまずは病院へ連絡

陣痛がきたら、1番に病院へ連絡しましょう。

陣痛の強さや時間の間隔によっては、まだすぐに病院へ向かわなくてよい場合もあります。

病院の指示を受けてから、必要であれば陣痛タクシーへ連絡しましょう。

車内が汚れないように準備しておく

陣痛タクシーであれば、車内を汚してもクリーニング代を請求されることはありません。

一般のタクシーを利用する場合や陣痛タクシーで準備が必要とされている場合は、以下のものを準備しておくと安心です。

乗る場所や経由先を確認しておく

陣痛タクシーを登録をする際には、乗る場所や経由先を細かく指定できます。

家の前に来てもらうのか、指定した別の場所に来てもらうのかなど決めておきましょう。

さらに経由地に実家や親戚などの住所を登録しておけば、上の子を預けてから病院へ向かえます。

東京でおすすめの陣痛タクシーまとめ

今回は、「東京でおすすめの陣痛タクシー」を調査しました。

東京には、妊婦さんや小さな赤ちゃんを育てるママが嬉しいサービスの充実した陣痛タクシー会社がたくさんありました。

さまざまなタクシー会社を比較して、陣痛タクシーを2〜3社登録しておくと安心ですね。

陣痛タクシーの登録も含め、事前に準備をしっかりとしていれば急な陣痛でも冷静に対応できます。