クーファンはベビーベッド代わりになる？危険な使い方や安全に使うポイントを解説！

最近よく目にする「クーファン」とは、赤ちゃんを寝かせた状態で運べるかごのようなものをさします。

赤ちゃんを安全に寝かせるために、出産前は多くの方がベビーベッドを準備するでしょう。

しかしベビーベッドは、価格が高いうえに置く場所のスペースも確保しなければいけないため家庭によっては準備できない場合も。

本記事では、クーファンをベビーベッド代わりとして使えるの？という疑問について解説します。

結論、クーファンは夜寝るときはベビーベッド代わりに使うのはNGです！

クーファンは一時的に寝るものとして使用するもので、赤ちゃんを長時間寝かせる場所には適していません。

クーファンとは？

クーファンは、赤ちゃんを寝かせたまま持ち運びができる簡易ベッドです。

クーファンはかご型とバッグ型の2タイプが販売されており、それぞれ特徴は異なります。

かご型クーファンは自宅で使用したい家庭におすすめ

かご型クーファンは、バスケットに持ち手がついているシンプルな形をしているクーファンです。

かご型クーファンは下記の3つのメリットがあります。

かご型クーファンは、優しい色合いのものが多いのでインテリアに馴染みやすいです。

かごの中に赤ちゃんが寝ている様子は写真に収めたくなるほどの可愛さで、SNSでも人気の高いアイテムとしてクーファンは知られています。

Instagramで「＃クーファン」とタグ検索すると、愛らしいお子様の写真が多数アップされています。

バッグ型クーファンは外出先で使用したい家庭におすすめ

バッグ型クーファンとは名前のとおり、スリムなバッグ型になる仕組みのクーファンです。

バッグ型クーファンには下記の4つのメリットがあります。

家では添い寝やお昼寝マットとして使用し、外出先では持ち運びしやすいバッグ型にすれば場所を選びません。

また赤ちゃんが大きくなった際は、プレイマットとして長期間使えます。

クーファンはベビーベッド代わりに使える？

「クーファンはベビーベッド代わりに使えるの？」と気になる方もいるでしょう。

日中は赤ちゃんの昼寝やオムツ替えの際に使用できるクーファンですが、夜寝るときにベビーベッド代わりに使うのはおすすめしません。

夜寝るときにベビーベッド代わりに使うのはNG

クーファンは、夜寝るときの長時間使用には適していません。

長時間クーファンで赤ちゃんを寝かせるのは、窒息する危険があるためです。

マットレスが柔らかくて顔が埋まる・掛け布団が顔にかかるなどの事態が起きても、ママやパパも一緒に寝てしまうとすぐに異変には気づけません。

クーファンを使用している間は、常に赤ちゃんを確認できる状態でいる必要があります。

危険な使い方①寝返りをする赤ちゃんに使う

寝返りをする赤ちゃんがクーファンを使用するのは、窒息のリスクがあるので危険です。

寝返りをする赤ちゃんは体も大きくなっているので、クーファンごと落ちる危険も。

多くのクーファンの商品は、生後4ヶ月〜6ヶ月頃の寝返りを打つ頃までを目安に使用します。

危険な使い方②高所で使う

クーファンを高所で使用すると落下の危険があるので気をつけましょう。

クーファンは少しの衝撃で落下する可能性もあるため、少しの間だから･･･とソファやテーブルの上など高さのある場所に置くのは危険です。

床より高さがほしい方は、専用のクーファンスタンドがつけられるものを選ぶのがおすすめです。

危険な使い方③チャイルドシート代わりに使う

チャイルドシート代わりにクーファンを使用するのも危険なのでやめましょう。

国の法律で6歳未満が車に乗車する場合、チャイルドシート着用が義務付けられています。

しかし、短距離の移動だからと車内のシートにクーファンを置いていると転落する危険があるのでやめましょう。

クーファンが人気な理由

クーファンは、以下の理由から多くの家庭で使用されています。

赤ちゃんが小さいうちから使い道が多いクーファンは、便利だと感じるシーンが多いです。

赤ちゃんと簡単に室内を移動できる

クーファンの一番の魅力は、室内移動ができる点です。

クーファンがあれば赤ちゃんを寝かせた状態で移動できるので、ママも安心です。

外出先で簡易ベッドとして使える

クーファンは外出先でも活躍します。

たとえば、公園にピクニックに行った際にクーファンも準備しておけば、簡単に赤ちゃんの居場所を確保できます。

パパやママの実家や友人の家に遊びにいくときにもクーファンは活躍します。

クーファンがあれば、赤ちゃんを寝かせられる・ずっと抱っこする必要がない・おむつ替えもできるなどのメリットが多いです。

沐浴後の着替えスペースにも最適

一人で沐浴をする際は意外とバタバタしてしまうもの。

しかし、クーファンがあれば以下のようにスムーズに沐浴を行なえます。

クーファンに赤ちゃんを乗せてそのまま移動できるので、忘れ物があっても目を離す必要がありません。

赤ちゃんの様子を確認しながら入浴できる

大人が1人しかいない状況でお風呂に入る際にも、クーファンは活躍します。

離れたところで赤ちゃんを寝かせている間は、いつ起きてしまうかわからないので落ち着いてお風呂に入れないでしょう。

バッグ型は丸洗いできる

布製のバッグ型のクーファンは、汚れても丸洗いできるので常にキレイな状態で使用できます。

洗濯機で洗えるもの・手洗いで丸洗いできるものなど、商品によって洗濯方法は異なります。

写真を撮る時にも便利

クーファンは、写真撮影のときも活躍してくれます。

生後半年になると、ハーフバースデーとして記念に思い出を残す方も多いでしょう。

かご型のクーファンは、色味も淡くおしゃれな雰囲気があるので写真スポットとして使用可能です。

おすすめのクーファン3選

ここでは、おすすめのクーファンを3選紹介します。

商品名	PUPPAPUPO	Babe 5WAY クーファン	ノーブランド
料金（税込）	8,490円	12,100円	3,388円
サイズ	幅約48cm×奥行約80cm×高さ28cm	幅40×奥行68×高さ22cm	高さ約25cm✕横（底部）約67cm✕奥行約42cm
タイプ	かご型	バッグ型	かご型

①PUPPAPUPO

価格（税込）	8,490円
使用月齢	0ヶ月～4ヶ月頃まで
素材	クーファンかご：コーン カバー：表面 表生地 綿100% 中わた ポリエステル100% 裏生地 ポリエステル100% 裏面 綿100% クッション：がわ地 ポリエステル100% 中わた ポリエステル100%
サイズ	クーファンかご：幅約48cm×奥行約80cm×高さ28cm 抱っこ布団：約40cm×約70cm ※クーファンかご本体は一つ一つ手編みで生産しているため、多少サイズが異なることがあります。

PUPPAPUPOのクーファンは、自然な風合いのかご・敷ふとんのみなのでハンドメイドを楽しめる魅力があります。

クーファンの中にいれるクッションや、かごの外側にフリル・フリンジなどの装飾をすれば自分好みのクーファンが作れます。

インテリアの邪魔をしない優しい色合いなので、リビングや寝室などどこに置いていてもかわいいです。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

②Babe 5WAY クーファン

価格（税込）	12,100円
使用月齢	クーファン時：新生児〜4ヶ月未満 マット使用時：新生児〜
素材	【本体】 プリント無地：綿35％ ポリエステル65％ パイル部分：綿35％ ポリエステル65％ 中材：固わた　ポリエステル100％ ※汚れた場合は、濡れた布等で表面を軽くふき取ってください。 【本体B】 プリント無地：綿35％ ポリエステル65％ パイル部分：綿35％ ポリエステル65％ PPボード：ポリプロピレン 【ヘッドパッド（まくら兼用）】 プリント無地：綿35％ ポリエステル65％ 無地生地：綿35％ ポリエステル65％ 中わた：ポリエステル100％ 【かけ布団（ブランケットタイプ）】 プリント無地：綿35％ ポリエステル65％ パイル部分：綿35％ ポリエステル65％ 中材：ポリエステル100％ ※洗濯の際は必ず洗濯ネットをご使用ください。 【敷きふとん】 カバー生地：綿100％ 中わた：ポリエステル100％ PPボード：ポリプロピレン ※中わた、PPボードを外してカバーのみ洗濯出来ます。
サイズ	本体組立時(クーファン時) 幅40×奥行68×高さ22cm 【マットとして使用時】 縦67×横90cm 【バッグ時】 幅66×奥行45×高さ5cm(持ち手含まず) 【掛けふとん】 横53×縦73cm

おむつ替え・プレイマット・お昼寝マットなど、使い道が5通りあるママ想いのクーファンです。

枕として使えるヘッドパッドもセットになっているため、1つあるだけで育児や家事の効率があがるので出産祝いのプレゼントにもぴったりです。

赤ちゃんが起きている間は、ちょっとしたお座りスペースにもなります。

かご型のクーファンを置くスペースがなく、外出でクーファンを使用したい方におすすめです。

③ノーブランド｜ロープ編みのバスケットのクーファン

価格（税込）	3,388円
素材	綿、ポリエステル
サイズ	縦(高さ)約25cm✕横(底部)約67cm✕奥行約42cm

なめらかな触り心地が特徴のクーファンです。

ロープ編みのバスケットなので赤ちゃんの手足が当たっても傷つきにくく、布製のものが引っかかる心配もありません。

必要ないときはコンパクトに畳めるので、置き場所にも困らないでしょう。

カラーやデザインのレパートリーも豊富なため、好みのクーファンに出会えるでしょう。

クーファンを使うときの注意点

クーファンを使用する際に、注意しておくべきポイントを以下にまとめました。

間違えた使い方をしてしまうと、思わぬ事故に繋がる可能性があります。

クーファンに関するよくある質問

ここでは、クーファンに関するよくある質問を紹介します。

クーファンは手作りしても大丈夫？

手作りのクーファンは安全性が保証されていないため、おすすめしません。

異物チェックも同時に行われており、検査にクリアした商品のみ検診済のシールやタグに表記される流れです。

よって、赤ちゃんの安全を考えるなら手作りではなく、市販のクーファンを使用しましょう。

人とかぶらないクーファンがほしい方は、販売している商品に装飾をしてアレンジして楽しむのがおすすめです。

クーファンは他のもので代用できる？

クーファンは、以下のもので代用している方が一定数います。

使用する目的や場所によって、おすすめの代用品は異なります。

フリマで販売されている中古のクーファンを使っても大丈夫？

フリマサイトでは中古のクーファンが多く販売されていますが、中古品の使用はおすすめしません。

なお、使用期間が短いなら高いお金をかけたくないといった理由で、フリマサイトでの購入を検討する方もいるでしょう。

フリマサイトでクーファンを購入したら、使用前に取っ手や本体が壊れていないか必ずチェックしましょう。

また、購入前は下記の項目について出品者に質問しましょう。

中古品は、気づかないところで破損している可能性があります。

クーファンはいつまで使える？

多くのクーファンは、生後すぐから4ヶ月頃までを目安に使用するのが適しています。

赤ちゃんが寝返りをするようになったら、クーファンの使用はやめましょう。

赤ちゃんがクーファンを卒業した後は以下の方法でクーファンを活用できます。

PUPPAPUPOのクーファンに、人形をざっくり入れてみた状態が写真のとおりです。

バッグ型のクーファンには広げてプレイマットとして使用できるものもあります。

クーファンはベビーベッド代わりになる？まとめ

この記事では、クーファンはベビーベッド代わりになるのかについて解説しました。

クーファンはベビーベッド代わりに長時間使用するのは危険ですが、日中の昼寝の際には役立ちます。