- チェアベルトはいらない?
- チェアベルトのメリット・デメリット
- チェアベルトがあると便利なシーン
子どもをイスに座らせたいけど、どうしても立ってしまったり座ってくれなかったりする時に大変便利なのが「チェアベルト」です。
外食時はもちろんのこと、ご自宅などさまざまなシーンで大活躍してくれます。
ただ、絶対必要なものでもありませんし「いらない」という意見もあるようです。
そこで本記事では、いらない派のママの口コミや、実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめました。
あると便利なシーンやおすすめのチェアベルトも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
チェアベルトはいらない派の口コミ
チェアベルトはいらないという人の口コミは、以下のとおりです。
- 自宅に安定して座れるベビーチェアがある
- 子どもが嫌がって怒るので使えなかった
- 外食はあまりしない
- 必要と思う場面がなかった
- しっかり座って食べられる子だった
自宅に安定して座れるベビーチェアがある
ベビーチェアにベルトがついていないから別で買おうか迷っていたけど、なくてもちゃんと座ってくれる!
この方の口コミのように、ご自宅にあるベビーチェアにベルトやハーネスが付属されていない場合、チェアベルトの購入を検討されるかもしれません。
しかし、赤ちゃんがベビーチェアに安定して座れている場合は、必要ありません。
ご自宅用に購入をお考えの場合は、まずは様子をみてもよいでしょう。
子どもが嫌がって怒るので使えなかった
- ベルトをつけると泣いて暴れる
- 嫌がってすり抜けようとするからかえって危なかった
ベルトが苦手な赤ちゃんは、ベルトをつけると泣いたり怒ったり、抜け出そうとしてしまう場合もあります。
「ベルトをつけていない方がおとなしく座ってくれる」といった口コミもあり、赤ちゃんとの相性もあるでしょう。
外食はあまりしない
チェアベルトをもらったけど、外食に行かないから使う機会がほとんどなかった・・・
上記は、出産祝いにチェアベルトをもらったというママの口コミです。
この方のように外食をあまりしない場合や、ご自宅に安定して座れるベビーチェアがある場合、使う機会は少ないでしょう。
必要と思う場面がなかった
- 落ち着いて食べられないからあまり外食しない
- 子どもウェルカムのお店に行っていたからイスにベルトがついていた
- ベビーカーOKのお店を選んでいた
チェアベルトはいらない派のママからは「チェアベルトがあればよかった」と思う場面がなかったとの意見がありました。
チェアベルトがあると便利なシーンは後ほど紹介していますが、あまり外出しない人は必要性を感じないようです。
しっかり座って食べられる子だった
チェアベルトは、赤ちゃんが安定した姿勢で食事をするためにも役立ちます。
そのため、お子さんがしっかり座って食べられているようであれば必要はないでしょう。
食欲旺盛な子や食に対して興味がある子は、食事に集中しやすく、しっかりと座ってくれることが多いようです。
チェアベルトっていらない?デメリットまとめ
チェアベルトを使用して気になったデメリットは以下の5つです。
- 赤ちゃんの視線が低くなる
- 取り付けが難しい場合がある
- 横に倒れてしまう危険性がある
- イスとの相性によっては赤ちゃんが快適に座れない
- 赤ちゃんが嫌がる可能性がある
ひとつずつご紹介します。
赤ちゃんの視線が低くなる
大人用のイスに取り付けて使用する場合、赤ちゃんの視線が低くなってしまいます。
そのため、大人とおなじテーブルを使うのが難しい場合があります。
大人用のイスにチェアベルトをつけて座らせられるのは便利ですが、テーブルとの相性がよくないという点は残念ですよね。
ただ、ママ・パパが食事をする間におとなしく座っていてほしいときや、テーブルを使わないでおかしを食べる際には、チェアベルトがあると助かります。
もしどうしても目線の高さをあわせたいという人は、テーブルチェアがあると便利です。
コンパクトタイプのテーブルチェアを選べば持ち運びも簡単なので、おすすめですよ✨
取り付けが難しい場合がある
チェアベルトは、以下のようなイスには取り付けができないと注意書きがあります。
- 背もたれがない
- 背もたれが下すぼみになっている
- 背もたれが大きく空いている
- ベルトを巻きつけることができない
- 背もたれとひじあてが繋がっている
大型イスやソファータイプのイスが置いてあるオシャレなカフェなどでは、取り付けられないケースがあります。
こういった普通の椅子には簡単に取り付けられるので、事前に確認しておくのがいいですよ!
横に倒れてしまう危険性がある
- 腰がすわって間もない赤ちゃん
- ベルトをつけていても動いてしまう
このような赤ちゃんにチェアベルトを使うと、横に倒れてしまう危険性があります。
体勢が不安定になるようであれば、大人が横について支えてあげましょう。
とはいえ、チェアベルトの横には倒れにくくするためのベルトがしっかりとついていますので、あまり心配はいらないです。
イスとの相性によっては赤ちゃんが快適に座れない
チェアベルトを大人用のイスに取り付けて使うと、赤ちゃんの頭の後ろに背もたれがきます。
背もたれの硬いイスですと、座り心地はよくないでしょう。
また、赤ちゃんは食事に飽きてきたり思い通りにならなかったりすると、体をのけぞって怒ることがありますよね。
そういった時に硬い背もたれが赤ちゃんの頭にあたってしまって、かわいそうだと感じました。
赤ちゃんが嫌がる可能性がある
たとえば、以下のような赤ちゃんにはあわないかもしれません。
- チェアベルトをつけると怒って暴れてしまう
- ベルトをつける時に怒って暴れるけど、つけてしまえば落ち着く
- 機嫌が悪いときは嫌がってしまう
嫌がって暴れてしまうと、実際につけるのはかなり大変でした…。
先ほどもお伝えしましたが、大暴れしてしまうと、かえって危険になる場合があります。
チェアベルトは必要?メリットまとめ
チェアベルトは絶対必要というものではありませんが、あるとかなり便利なアイテムです。
メリットをまとめましたので、ひとつずつご紹介します。
- 食事中の立ち歩きを防げる
- 外食に行きやすくなる
- 取り付けが簡単
- さまざまなイスに対応できる
- ママパパの腰にも装着できる
食事中の立ち歩きを防げる
赤ちゃんは、食事中に動き回ろうとすることがよくあります。
チェアベルトをつけてあげることで、立ってしまったり歩いてしまったりするのを防げますよ。
また、食事中のルールやマナーを教えるのにも役立ちます。
赤ちゃんは興味のあるものを見つけると衝動的に動いてしまうため、自由に動けてしまう環境では、食事中に歩いてもいいものだと学習してしまうかもしれません。
チェアベルトを使って立ち歩けない状況を作ってあげることで、食事中は立たないと学び、座って食べる習慣が身につくでしょう。
外食に行きやすくなる
チェアベルトを持っていれば、お店が限定されず、外食に行きやすくなります。
赤ちゃん連れで外食をする場合、お店の下調べをする人が多いでしょう。
- 子連れOKのお店かな?
- ベビーチェアはあるかな?
- ベビーチェアはベルト付きかな?
- 小上がりはあるかな?
- おむつ替え台はあるかな?
このように、赤ちゃんを連れて外食するのはなかなか大変ですよね。
詳しくは後述しますが、チェアベルトはママ・パパの腰につけて使ってもいいのです。
そのため「お出かけで疲れたから何か食べて帰りたいな」という状況でも、フラッと近場のお店に行けますよ。
ひとつ持っていれば外食店の幅が広がるので、お出かけの多い人におすすめのアイテムです。
取り付けが簡単
チェアベルトの取り付け方法は以下のとおりです。
- チェアベルトをイスにのせて、後ろのバックルをとめる
- サポートベルトをひっぱって調整
- 赤ちゃんをチェアベルトにのせて、サイドバックルをとめる
- 肩ベルトのバックルをとめる(肩ベルト付きの場合)
すべてバックルでとめて、ベルトをひっぱってサイズ調整するだけなので、サッと取り付けられます。
ママ・パパひとりでも、簡単につけられますよ。
さまざまなイスに対応できる
先ほど取り付けができないイスをご紹介しましたが、実際に使用していた感想としては「たいていの椅子には問題なく使える」ということです。
子連れで行ける飲食店ですと、一般的なダイニングチェアであることが多く、問題なく取り付けられました。
取り付けられないイスもありますが、調整用のベルトの長さはじゅうぶんあり、さまざまなイスに対応できるでしょう。
ママパパの腰にも装着できる
チェアベルトはママ・パパの腰に装着してもOKです。
チェアベルトを使っていれば、お膝の上で抱っこしていても両手があきます。
家族で外食へ行くと、ママ・パパが順番に食事をし、その間赤ちゃんを抱っこしていることもあるでしょう。
チェアベルトがあれば、お膝抱っこでも両手があくので、同時に食事を楽しめますよ。
多少支えてあげる必要があるため、完全に手放し状態にはなりませんが、お膝の上での安定感が増します。
そうなるとママ・パパのストレスも軽くなるでしょう。
チェアベルトがあると便利なシーンは?
チェアベルトが活躍するシーンは以下のとおりです。
- 自宅での離乳食
- 外食時
- 帰省時
- ピクニック
- 電車やバスでの長距離移動
このように、チェアベルトはさまざまなシーンで重宝するアイテムです。
ひとつずつご紹介します。
自宅での離乳食
離乳食を食べさせるとき、お子さんが立って歩いてしまうのを防げます。
ご自宅の場合ですと、子ども用のイスを用意しているご家庭が多いでしょう。
チェアベルトは、だいたいの子ども用イスに使えますので、ご自宅にあるハイチェア・ローチェアどちらにも取り付けられます。
外食時
外食時はチェアベルトがあると大変助かります。
ベビーチェアが置いてあるお店でも、ベルトがついていない場合は多いのです。
そういった時も、お持ちのチェアベルトを取り付けることで、落ち着いて食事ができます。
また、小上がりのお店やベビーチェアを置いていないお店もありますよね。
そういった場合も、大人用イスやママ・パパの腰に取り付けて使えば食事が楽になりますよ。
ちなみにキャリフリーのチェアベルトはすごくコンパクトなので、もち運びは全く苦ではありません。
バッグに入れても全然スペースをとらないので、外食の度に持ち運んでも全然OKです✨
帰省時
チェアベルトは実家に帰省する時にも便利で、ご家族みんなで食卓を囲めるようになります。
小さなお子さんに合わせて、ローテーブルで食事をするご家庭もあるでしょう。
おじいちゃん・おばあちゃんが子ども用のイスを用意してくれている場合もあると思うのですが、ローチェアに慣れていない赤ちゃんは立ち歩きをしてしまいます。
そこで子ども用のイスにチェアベルトをつければ、食事中でも立ち歩きができなくなります。
お家以外の場所での食事のルールやマナーを教えられますし、なによりみんなでゆっくり食事を楽しめますよ。
ピクニック
チェアベルトは、ピクニックでのお弁当タイムの時にも活躍してくれます。
公園でお弁当を食べる際はレジャーシートを広げて座りますが、お子さんが落ち着いて座っていてくれない場合もありますよね。
ママ・パパの腰にチェアベルトをつけて座らせてあげることで、赤ちゃんは安定して座れるでしょう。
ママ・パパも手があくので、みんな同時にお弁当タイムを楽しめますよ。
電車やバスでの長距離移動
チェアベルトは、公共交通機関での長距離移動の時にも使えます。
小さなお子さんはじっと座っていられないですし、動き回りたがりますよね。
チェアベルトを使えば動きが制限されますし、常に抱っこしていなくてもよくなるため、ママ・パパの負担が軽くなりますよ。
また、安全に座らせられるといったメリットもあります。
長距離移動が多い人には頼りになるアイテムです。
【キャリフリー】ベビーチェアベルトおすすめ3選
チェアベルトでおすすめなのは「キャリフリー」です!
そのなかでもおすすめの3種類をご紹介します。
- 高評価!キャリフリーチェアベルト
- 肩ベルト付き!キャリフリー チェアベルトホールド
- 肩ベルト付き&ポケッタブル!キャリフリーチェアベルトフィット
高評価!キャリフリー チェアベルト
対象年齢 | 腰がすわってから3歳頃まで |
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価格 | 2,310円(税込) |
こちらはシンプルな作りの、基本モデルのチェアベルトです。
重さは105gと軽く、畳んでもかさばらないため、持ち運びがしやすいです。
ですが、その分生地が薄くベルトが細いといったデメリットもあります。
また、肩ベルトがないため、抜け出してしまう子もいるかもしれませんね。
とはいえ価格も高すぎないですし、「あるだけで安心感が違う」と先輩ママからは人気の高いアイテムです!
肩ベルト付き!キャリフリー チェアベルトホールド
対象年齢 | 腰がすわってから3歳頃まで |
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価格 | 2,680円(税込) |
チェアベルトをより安全に使ってもらえるようにと開発された「肩ベルト付きのチェアベルト」です。
肩ベルトがあることにより、急な立ち上がりを防ぎ、前のめりになってしまった時の安全性が上がっています。
また、サポートベルトが改良されて、基本モデルのチェアベルトより幅広のベルトになっているのも、うれしいポイントです。
これにより、ママ・パパの腰に装着した場合の食い込みが軽減されています。
基本モデルのチェアベルトと比べると差額は400円弱です。
活発なお子さんには、肩ベルト付きのチェアベルトがおすすめですよ!
肩ベルト付き&ポケッタブル!キャリフリー チェアベルトフィット
対象年齢 | 腰がすわってから3歳頃まで |
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価格 | 3,960円(税込) |
こちらは肩ベルト付きのチェアベルトをより快適に持ち運べるように開発された、ポケッタブル機能つきのチェアベルトです。
腰側に付属のポケットがついているため、サッとひっくり返してコンパクト収納が可能に。
さらに、内側にはハニカムメッシュ生地を採用していて、通気性もアップしています。
安全性はもちろんのこと、使用感や持ち運びやすさも兼ね備えているのが「チェアベルトフィット」です。
よくお出かけする人には特におすすめですよ!
チェアベルトっていらない?キャリフリーの使用レビューまとめ
チェアベルトはひとつ持っていると重宝するアイテムです!
デメリットはいくつかありますが、「お子さんが嫌がって使えない場合もある」というのが気になるところでしょうか。
ただ、チャイルドシートやベビーカーに慣れているお子さんなら比較的問題なく使えると思います。
チェアベルトは、ご自宅や外出先といったさまざまなシーンで活躍してくれますよ。