- 手押し車は赤ちゃんに必要?
- 手押し車のデメリットは?
- 手押し車を格安で手に入れる方法!
手押し車は赤ちゃんの歩行を促すことができる便利なアイテムです。
ですが「手押し車は赤ちゃんの発達によくない」という噂を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
結論からいえば『正しい使い方をすれば大丈夫』です。
手押し車を使うとき、いくつかおさえておくべきポイントがあるのでそれらを解説します。
手押し車は赤ちゃんに必要?いらない?
そもそも、手押し車はマストアイテムではありません。
手押し車を使わなかったからといって、赤ちゃんが歩けるようになるのが大幅に遅れるかというとそんなことはありません。
手押し車の目的は、赤ちゃんに『歩く楽しさ』を教えてあげることです。
「自分の足で歩くことってこんなに楽しいんだ…!」ということに気付いてもらうためのアイテムです。
ですので、つかまり立ちから歩行にいたる過程において、絶対に必要なものではありません。
赤ちゃんが歩きはじめてファーストシューズを検討している方は、「ファーストシューズの選び方」の記事もぜひご覧ください✨
手押し車を赤ちゃんに買うデメリット
手押し車を赤ちゃんに買うデメリットは以下の通り。
手押し車のデメリット
- 正しい使い方をしないと悪影響
- 事故やケガにつながる
- 騒音が気になる
- 部屋に置くと大きくて邪魔になる
- 使用期間が短いので買うともったいない
それぞれについて簡単に解説します。
正しい使い方をしないと悪影響
1つ目のデメリットは、正しい使い方をしないとかえって悪影響になることです。
手押し車を使えばすぐに期待通りに歩けるようになるかというと、そのようなことはありません。
手押し車はあくまでも赤ちゃんに歩く楽しさを覚えてもらうための道具に過ぎないので、過度な期待をするのはよくないです。
そうすると、かかと側ではなくつま先側に重心がいきます。
これは、通常の歩く姿勢とはバランスのとり方が全然違います。
長時間使いすぎると、歩くときの体重のかけ方に変なクセがついてしまいよくないです。
そうならないように手押し車を使うときは必ずルールを守って使いましょう。
手押し車の正しい使い方は以下の通りです!
手押し車の正しい使い方
- 使用は生後7~8ヶ月から
- ハイハイより前には使わない
- 使用時間は1日20分まで
- 使用するときは必ずパパママが見守る
事故やケガにつながる
手押し車は安心だと思われがちですが、思わぬ事故やケガにつながることがあります。
手押し車は意外とおもさがあるので、転んだ拍子に赤ちゃんにぶつかってしまう場合があります。
また、パパママが目を離してしまうと、赤ちゃんが転倒して足腰を痛めるケガをしてしまう可能性があります。
赤ちゃんに手押し車を使わせる際には必ず大人が見守るようにしましょう。
騒音が気になる
木製の手押し車だと、マンションの下の階に騒音が伝わることがあります。
ご近所トラブルに発展すると厄介ですので、騒音が気になる方はプラスチック製の手押し車をオススメします。
部屋に置くと大きくて邪魔になる
手押し車のサイズは以下の通り。
商品名 | 手押し車のサイズ |
---|---|
アンパンマン よくばりすくすくウォーカー | 幅43×奥行43×高さ34 |
アイムトイの木のおもちゃ | 幅35×奥行34×高さ51 |
おして! しまうまくんの バイリンガル・ウォーカー | 幅37×奥行50.5×高さ44.5 |
おおまかなサイズ感のイメージとしては、座布団くらいの大きさです。
どの商品を選んでもサイズは漏れなく大きめなので、使い終わった後の収納に困ることが多いです。
一軒家だとそれほど困ることはないかもしれませんが、マンション住まいの方だと収納スペースの圧迫は死活問題です…。
とはいえ他の用途で利用することも難しいので使い回しもできません。
フリマアプリで売るにしてもサイズが大きいので送料がかかってしまいます。
最近は赤ちゃん用品を格安で利用できるレンタルサービスが増えてきています。
レンタルサービスについては『手押し車はレンタルと購入どっちがおすすめ?』で解説します。
使用期間が短いので買うともったいない
使用期間はお子さんにもよりますが、短いと2ヶ月、長くて4ヶ月くらいです。
つかまり立ち期~ひとり歩き期でしか使用しないので、その後は残念ながらお役御免になります。
ですが、手押し車はけっして安くはないので買うともったいないです。
手押し車を赤ちゃんに買うメリット
手押し車を赤ちゃんに買うメリットは以下の通り。
- 体を動かす運動になる
- 歩く楽しさに気付いてくれる
- 歩きたい気持ちを満たしてくれる
- 遊べる手押し車ならオモチャになる
それぞれ簡単に解説します。
体を動かす運動になる
手押し車を使うと、普段あまり使わない筋肉を使うことにもなり良い運動になります。
特におすわりが大好きな赤ちゃんだと、手押し車をキッカケにアクティブに動き回るようになるケースもあります。
歩く楽しさに気付いてくれる
赤ちゃんが『歩く楽しさに気付いてくれる』のは非常に大きなメリットです。
赤ちゃんのなかには「お座りが大好きな子」や「あまり活発に動こうとしない子」など個性が様々です。
そういう赤ちゃんにこそ是非手押し車を試してみてあげて下さい。
『歩くってこんなに楽しいんだ…!』と気付いてくれたら、少しずつ活発になってくれます。
歩きたい気持ちを満たしてくれる
パパママが歩く姿をみて、赤ちゃんは頑張ってマネをしたくなるものです。
手押し車でサポートしながらでも自分の足で歩くことができれば、「パパママみたいに歩きたい!」という赤ちゃんの欲求を満たしてくれます。
これは、身体効果以上に心理的効果が期待できます。
大きな達成感や満足感は、赤ちゃんの心の発達や安心感を促すことから良い効果が期待できます。
遊べる手押し車ならオモチャになる
手押し車のなかには知育玩具として使えるものもあります。
例えば、こちらの人気商品は手押し車+知育玩具タイプです。
手押し車が赤ちゃんにオススメな理由
手押し車は赤ちゃんにとってマストアイテムではありませんが、いざ使ってみると、みるみる歩く楽しさを覚えていって、成長スピードが一気に加速したように感じました。
デメリットもメリットもある手押し車ですが、筆者はメリットを強く感じたこともあり、手押し車をおすすめしています。
筆者が実際に購入した手押し車は「アンパンマンよくばりすくすくウォーカー」です✨児童施設にもよく置いてあるものなので、安心して利用できますよ!
手押し車はレンタルと購入どっちがおすすめ?
手押し車はレンタルと購入どっちがおすすめ?
以下では、そのような疑問に回答したいと思います。
手押し車はコスパが悪いので買わない方がいい
手押し車は、使用期間が短い割に価格が高いのが残念ポイントです。
- 使用期間:2ヶ月~4か月
- 価格:3000円~10000円
お子さんが小さな時期は何かとお金がかかるので、できるだけ安く済ませたいですよね。
購入すると高いですが、レンタルサービスなら月額3000円程度で6個もオモチャが届くので、コスパが抜群に良いです。
つかまり立ちに使えるアイテムも取り揃えがありますし、リクエストもできるのでおすすめです。
レンタルなら格安で期間も選べる
レンタルサービスは月額2500円~4500円程度が一般的です。
最も格安なのが「キッズ・ラボラトリー」、最大手が「トイサブ」になります。
価格はわずかにキッズ・ラボラトリーの方が安いですが、サービス内容が異なりますのでもし興味のある方は以下の記事をご覧ください。
各社のサービスを一覧表形式で簡単に・わかりやすくまとめています。